
船橋のなし「ふなっしー梨箱2025」新デザインで予約受付開始 「幸水」「豊水」「新高」の3品種で
6/10(火)船橋のなし「ふなっしー梨箱2025」新デザインで予約受付開始
新仕様で6月1日から予約受付開始
特許庁の「地域団体商標」に登録されている「船橋のなし」のうち、ギフト用に用意された「ふなっしー梨箱」の2025年デザインが決定し、6月1日から予約受付を開始した。
同企画は、梨の妖精「ふなっしー」が船橋の梨農家に協力し、2013年から続いているもの。毎年箱のデザインが変わり、大切な人へのギフト、お中元としてなどの贈り物として選ばれているほか、全国のふなっしーファンなど各地からのニーズがあり、毎年好評を得ている。
梨箱は梨5キロを基準にした段ボール製、梨の品種や大きさによって内容個数は変わる。和梨は、一般に大きな果実の方が価値が高いとされ、ふなっしー梨箱に詰める「船橋のなし」は「秀」「優」「良」に分けられた等級のうち、「秀」の中でも特に品質の良いものを選別して詰めている。
今年のデザインは、箱全体にふなっしーのカラーの黄色をベースに、今年は小さな梨が箱全体に散りばめられたものとなっている。昨年同様、ふなっしーだけでなく、「ふなごろー」と「ペアンヌ」もあしらわれたデザインとなっている。
同ボックスで販売する梨としては、市内で生産する品種のうち、「幸水」「豊水」「新高」の3品種とする。予約受け付けは6月1日から開始し、出荷は梨の成熟を待ってからとなる。関係者によると「今のところ、生育は順調。一番早く出る『幸水』で、ふなっしー箱でのお届け分は、8月初旬ごろ発送になる見込み」と話している。
予約受付は「船橋のなし」サイトからの通信販売のほか、東武百貨店船橋店の地下にある青果店「丸あ商店」、船橋市内に本社を構えるスーパーマーケットチェーン「ランドローム」でも購入可能。そのほか、船橋市内の梨農家でも一部販売を予定している。同時に2013年から継続している「2キロ用ふなっしー梨袋」も一部の市内農家と販売店で取り扱う。