
館山の精肉店をルーツに持つ「大和フーズ」がららテラスに焼肉店 黒毛和牛雌牛の一頭買いで希少部位もそろえる
6/16(月)館山の精肉店をルーツに持つ「大和フーズ」がららテラスに焼肉店
黒毛和牛雌牛の一頭買いで希少部位もそろえる
ららテラスTOKYO-BAY(船橋市若松2-2-1)2階に、「焼肉DINING 大和(やまと)」が2023年11月、同施設のオープンと同時に開店してから、約1年半が経った。
同店を運営するのは「大和フーズ」(本社:千葉県館山市)。同社代表・相川和大さんの実家は、館山で大正9年から営む老舗精肉店。4代目として和大さんが引き継いだ際、「焼肉店をやるのはどうか」という話が出たことをきっかけに、2013年、父の会社とは別会社として創業。同時に焼肉店をスタートした。
現在は、千葉県内を中心に18店舗展開。うち、焼肉店「焼肉DINING大和」ブランドは8店舗あり、船橋市内の店舗は同店のみとなる。展開するブランドは、そのほかに「鉄板焼大和屋」「粗挽きぎゅうばーぐ大和亭」「宅配焼肉弁当大和」などがある。
肉は国内の契約農場から黒毛和牛雌牛の一頭買いをし、直接仕入れている。そのため「和牛をお値打ち価格でおいしく提供できるのが特徴」と店長・澤橋明菜さんは話す。「上質な牛肉を厳選している。出産経験のない雌牛の肉は、繊維きめ細やかで柔らかい口当たりになる」とも続けた。
窓が広く明るい店内に、座席は18卓54席を構える。メニューは盛り合わせメニューのほか、単品メニュー、一品料理なども多くそろえる。一品料理には「肉飯」(890円)や、「黒毛和牛3秒ロース」(690円)などもある。
盛り合わせには「満腹盛り(3,980円、3~4人前)」のほか、「戦艦大和盛り(4,980円、2~3人前)」があり、これは、千葉テレビの番組「ナイツのHIT商品会議室」に同社が出演した際、ヒット商品の開発として、お笑い芸人のナイツ、モグライダーと共に考案したメニューなのだという。
メニューには、1ページがすべて希少部位の紹介になっているページもあるほど、取り扱う希少部位の数は多い。「トウガラシ」「ウチモモ」「コモモ」など、希少部位から、その日のお薦めの3種を盛り合わせた「希少部位の盛り合わせ」(1,290円)も、同店のイチ押しメニューだという。
ランチメニューも扱い、「豚カルビ定食」(100g890円)などの焼き肉メニューのほか、厳選黒毛和牛を使用した「黒毛和牛バラ丼」(並盛990円)も人気メニューのひとつなどだという。肉がすでに焼かれた状態でテーブルに運ばれて来るため、小さな子どもがいるテーブルでも食べやすく、人気があるのだという。
「和牛は脂が多く焼けるのが早いので、焼き過ぎないのがコツ。何度もひっくり返して、うっすらピンク色が残る程度がおいしい」と澤橋さん。
テイクアウトができる弁当注文の受付も行うほか、6月からは食べ放題もスタートしている。
営業時間は11時〜22時。定休日は施設に準ずる。