3年に一度の湊町八劔神社本祭り、迫力ある神輿のゆすり込みや海辺には大漁旗も

  2025/7/21
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7/21(月)3年に一度の湊町八劔神社本祭り

迫力ある神輿のゆすり込みや海辺には大漁旗も

 3年に一度開催する湊町八劔神社本祭りが7月12日の例大祭に始まり、7月18日から21日までの4日間は湊町と浜町エリアで神輿のゆすり込みが行われた。

 同祭りは、江戸時代から続くとされる漁師の夏祭りで、大漁や疫病退散、海陸安全などを願って3年に1度開催されている。湊町連合自治会が主催し、自治会の12町会が当番を持ち回りで担当し、36年に1度だけ回ってくる大役として地域で受け継がれている。

 今回当番を務める西七町会の関係者は「年々暑くなっているので、無事に終わればと思っている。漁師は減ってきているが、歴史ある大切な祭り」と話した。

 同祭りでは神輿を漁師の船に、神輿を支える人たちを波に見立てて、二天棒の神輿を左右に大きく転がすように揺らす「神輿のゆすり込み」が各町会で行われる。ゆすり込みには、多くの見物客が集まり、写真を撮ったり歓声を上げる様子が見られた。また、海沿いには大漁旗が掲げられた。

 同町会会長の内海さんは「3年前はまだコロナの影響があったが、ようやく例年通りの祭りができてうれしい。みんな気合を入れてこの祭りに参加している。町会によっては、祭りの日に合わせて公園で夏祭りを開催するところもある。西七町会はお盆明けに子ども祭りを行う予定。地元には楽しい祭りがあるというのを子どもたちに伝え、地元に愛着を持ってもらえれば」と話した。

  • 海沿いに掲げられた大漁旗

  • 迫力のあるお神輿のゆすり込み

  • 湊町連合自治会の地区全体にしめなわが張られている

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