
「第3回船橋市卓球バレー交流大会」 予選、10月の決勝戦に向けて宮本公民館で開催
7/23(水)「第3回船橋市卓球バレー交流大会」 予選
10月の決勝戦に向けて宮本公民館で開催
宮本公民館(船橋市宮本6-18-1)2階講堂で7月20日、「第3回船橋市卓球バレー交流大会」の予選が開催された。主催は、障がいの有無や年齢を問わずスポーツを通じた交流を目指す「船橋市ユニバーサルスポーツ協会」。
同大会は、6月から9月にかけて市内6つの公民館を会場に順次予選が行われており、各会場の上位4チームが10月に予定されている中央大会(決勝戦)への出場権をかけて競い合う。
競技種目の「卓球バレー」は、卓球台をコートに見立てて行う団体競技で、1チーム6人が椅子に座ったままプレーする。参加者は、鈴の入った「サウンドボール」を卓球台上で転がしてネットの下を通すことで相手コートに返球し、得点を競う。バレーボールのルールを一部取り入れながらも、子どもから高齢者、障がいのある人まで誰でも安全に楽しめるユニバーサルスポーツとして親しまれている。
今大会では、7点先取の3ゲームマッチ形式で勝敗を決定。宮本公民館会場には6チーム出場し、加えてユニバーサルスポーツ協会からも2チームが参加、2グループに分かれてリーグ戦3試合と、順位決定戦1試合、計4試合が行われた。会場には真剣な眼差しが並び、得点が決まるたびに拍手や笑顔が飛び交うなど、和やかさと緊張感が入り混じった空気に包まれた。
試合の合間には「みんなで踊ろう」の時間も設けられ、「め組のひと」や「手のひらを太陽に」の音楽に合わせて、参加者全員で体を動かした。
順位決定戦では「スポ健東部コミ」と「チームえがお」が優勝をかけて対戦。第1セットは6ー7で「チームえがお」が先取したが、第2セットは7ー4で「スポ健東部コミ」が巻き返し、勝負は第3セットへ。第3セットも接戦となり、7ー5で「スポ健東部コミ」が勝利を収め、優勝した。
優勝チーム「スポ健東部コミ」は、「7ー6というスコアが本日5回ありました。接戦に強いチームなので、このまま決勝大会もがんばります」と意気込みを語った。
船橋市ユニバーサルスポーツ協会の会長・髙橋久吉(きゅうきち)さんは、「試合の勝ち負けはあるが、皆さんが楽しく参加してくれることが何より」と話しつつ、「予選は8月と9月にも4会場で開催予定。夏休み期間と重なるので、子どもたちにもぜひ参加してもらい、楽しい夏の思い出になれば」と、さらなる参加を呼びかけた。