
「ふなロケ」企画展でロケの裏話などをパネル展示 イオンモール船橋や市内公民館など全14カ所へ
8/2(土)「ふなロケ」企画展でロケの裏話などをパネル展示
イオンモール船橋や市内公民館など全14カ所へ
イオンモール船橋(船橋市山手1-1-8)3階フードコード入口付近で現在、「ふなロケ企画展」のパネル展示が行われている。
「ふなロケ」とは、市職員が映画やドラマ、バラエティ番組などさまざまな撮影を円滑に進められるよう支援する事業「ふなばしロケーションズ」のことを指す。同事業は、2015(平成27)年にふなばしロケーションガイド「ふなばし撮ぉりゃんせ」として当初は広報課で立ち上がり、2021年には経済部商工振興課観光プロモーション係が所管する形で「ふなばしロケーションズ」と名称を変え、現在に至っている。
同企画展は今年で7回目の開催となり、「ふなロケ」の事業が始まってからは今年で10年目に突入している。今年の企画展では、これまでのロケ支援の中で集まったロケ風景の写真や、各俳優陣によるサイン色紙、ロケの裏話などもパネルで展示する。
近年では船橋市役所本庁舎が初めてメインロケ地のひとつとなった、広瀬すずさん主演のTBSドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」や、船橋出身の俳優・綱啓永(つな・けいと)さんが出演し、船橋市役所で撮影した映画「女神降臨 After プロポーズ編」など話題の作品に関する展示もあり、ロケ撮影当時のことが垣間見られるような展示もされている。
製作会社などから「ふなロケ」への問い合わせは2022年度には年間で397件の問い合わせがあったものの、撮影にいたった件数は映画・ドラマが18件、その他の撮影が35件という結果だった。2024年は問い合わせ件数271件で、映画・ドラマの撮影が18件、そのほかは25件、合計43件が成立した撮影となった。
「お互いの諸条件があるので、お問い合わせのうち、実際に撮影が決定するのは相談件数の1割程度です。ロケハン(製作スタッフや監督による現場の下見)に一緒に行っても、ロケハン後に『ちょっとイメージと違った』となってしまうような場合もゼロではありません」と振り返るのは同係・山本大輔さん。
また、同事業では船橋市内でロケができる民間施設のロケ地登録を募集している。現在は、カフェなどの飲食店や競馬場なども含め、24カ所が登録されいる。「必ずしもキレイな場所や新しい場所である必要はありません。空き地などでも需要があればマッチするかもしれないし、製作側は『天井が低くて狭い部屋』というような場所を探しているような場合もあります。登録しておいていただくだけで、ロケ地の候補としてご紹介しやすくなります」と山本さん。ロケ地登録は随時受け付けている。
同企画展はイオンモール船橋での展示は8月11日まで。
・8月13日~20日=イオン高根木戸店
・8月22日~8月31日=船橋アリーナ
・9月2日~9月11日=西部公民館
・10月16日~28日=東武百貨店船橋店
・10月31日~11月13日=北図書館
・11月15日~24日=三山市民センター
・11月26日~12月7日=東部公民館
・12月9日~22日=船橋競馬場
・1月5日~16日=船橋駅前総合窓口センター
・1月19日~29日=浜町公民館
・2月3日~12日=北部公民館
・2月16日~27日=イオンモール幕張新都心
2月の最後には同事業では初めて市外へ出向き、イオンモール幕張新都心でもパネル展を行うという。