
高瀬町に医療施設や介護施設向け食事を作るセントラルキッチン タムスグループ初となる「タムスデリ船橋」で1日1万5000食を生産
8/22(金)高瀬町に医療施設や介護施設向け食事を作るセントラルキッチン
タムスグループ初となる「タムスデリ船橋」で1日1万5000食を生産
谷津干潟の南側、高瀬町の一画に医療施設や介護施設向け食事を作るセントラルキッチン「タムスデリ船橋」(船橋市高瀬町66-5)が2026年2月から稼働するにあたり、現在建設が進められている。
タムスグループは理事長・岡本和久さんが東京・篠崎にクリニックを開設してから32年を迎えた医療法人、社会福祉法人、株式会社などが関連会社となる法人グループ。医療施設、介護施設、保育園などを東京、千葉、埼玉で展開し、全部で約80の事業所がある。
タムスグループ担当者は「昨今、人件費や物価高騰などがあるなかで、今後も安心でおいしい食事を安定して供給するために、自社でセントラルキッチンを構えようという流れになった」と経緯を話す。
セントラルキッチンを構えることにより、調理の効率化と品質の安定が図れるだけでなく、人材育成の効率化も狙う。
同キッチンでは最大で1日1万5000食を生産予定で、週5日稼働する。調理は「クックチル方式」という加熱調理後に急速に冷やした状態で各施設に届ける方式を採用。各施設では、納品されたあとに検収し、再加熱をしてから盛り付けるといった流れとなる。
「この方法を取ることで、グループ内のニーズに応じた刻
船橋に同キッチンを構えることとなったのは「交通の利便性がよいことから」とも続けた。
現在、同キッチンでは12月ごろから一緒に働ける正社員、スタッフを募集中。正社員で25人弱、パート・アルバイトは30~40人の採用を予定。
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