「ふなばし市民まつり」の一環で「めいど・いん・ふなばし2025」開催 ものづくりのワークショップなどに多くの親子が参加

  2025/9/28
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9/28(日)「ふなばし市民まつり」の一環で「めいど・いん・ふなばし2025」開催 

ものづくりのワークショップなどに多くの親子が参加

 船橋市最大の祭り「ふなばし市民まつり」の一環として、船橋の工業にフォーカスした「めいど・いん・ふなばし2025」が9月27日・28日、船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1 スクエア21ビル3階)で開催され、体験会やワークショップには多くの親子が参加した。

 同イベントは、船橋市内で生産された製品や模型などの展示を通じて、地域企業の技術やものづくりを市民に理解してもらうとともに、企業と地域社会の結びつきを深める目的で実施されている。

 初日のオープニングには、スクエア21ビル前の広場で消防局音楽隊の演奏で開会式が行われた。会場には市内に工場などがある企業によるパネル展示、製品展示、模型展示のコーナーが設けられ、来場者は実際の商品や工程を紹介する動画などを見ることができた。

 また、来場者参加型の展示・体験イベントも用意され、日本大学の協力により「はかせくんとサイエンス体験会2025」が実施された。内容は、UVレジンストラップ作成(短期大学部)、アクリルキーホルダー作り(生産工学部)、ハロウィン柄ステンドグラス風しおり作り(理工学部)、パスタでレジンアクセサリー作成(生産工学部)、光るスライムづくり(薬学部)などが行われ、小中学生を中心に多くの来場者が参加した。

 同体験型ブースへの参加は、当日朝11時から会場で配布された整理券が必要となるため、11時前には会場外には長い列ができていた。

 京葉食品コンビナートの紹介や、船橋機械金属工業協同組合や千葉県トラック協会船橋支部「船橋トラックセンター」といった組合の紹介ブースも設けられた。

 さらに、市内食品メーカーによる試食・販売コーナー、ものづくりに関するクイズラリーなども実施された。「日東ベスト」「ニチレイフーズ」など、多くの人が目にしたことがある商品も、船橋市内で製造されていることを各ブースで展示した。

 そのほか、「寿命が100年」という水道管を作っている「クボタ京葉工場」や、千葉県唯一の鉄筋をつくっている会社もブース出店していたほか、漫画「コロコロコミック」を印刷し続けている「三晃印刷」(習志野4)も製本前の「コロコロコミック」などを展示し、人気キャラクターの塗り絵などをスタッフが展開していた。

 母子で来場していた小学生母親は「この会場には初めて来た。いろいろとお土産ももらえて楽しかった。また来年も来たい」と話し、会場を後にした。

  • 普段目にすることが多い商品も多数並ぶ

  • 千葉県トラック協会のブース。トラックドライバーからの目線を体感できるVRを用意

  • 会場入口

  • 千葉県で唯一鉄筋を作る合同製鐵 船橋製造所

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