「ふなばしオレンジフェスティバル」11月に初開催へ 認知症カフェの周知と関わる人たちの交流の場にも
10/26(日)「ふなばしオレンジフェスティバル」11月に初開催へ
認知症カフェの周知と関わる人たちの交流の場にも
船橋駅北口にある天沼弁天池公園(船橋市本町7-16)で11月15日、認知症をテーマにしたフェスティバル「ふなばしオレンジフェスティバル」が初開催される。
同イベント実行委員長を務めるのは、船橋市在住で介護・福祉関係の職に携わる鳥居和雄さん。鳥居さんは「船橋にはいろんな場所で『オレンジカフェ』とも呼ばれる認知症カフェが開催されているにも関わらず、実際のところ、あまり知られていないことが大きな課題だと感じている。それを知ってもらえるきっかけになれば」と話す。
同フェスティバルでは、会場に市内各所で運営されている「オレンジカフェ(認知症カフェ)」から、同フェスティバルに賛同した運営者がブースを出店。市内各所で開催しているカフェの周知、気軽に入れる相談窓口などが設けられる予定となる。
さらに「医療介護福祉相談ブース」では、ケアマネジャー、グループホーム、訪問看護・介護、介護美容、福祉用具店などさまざまな事業者がブースを並べ、来場者が気になっていることを気軽に相談ができるようにするという。
ステージでは寸劇「認知症って?」、脳トレ体操、ロコモ体操・ダンスのほか、会場を使って「みんなでタスキをつなぐウォーキングリレー」が実施されるなど、さまざまな催しを予定する。
市内事業者によるキッチンカー、複数の飲食ブース、管理栄養士によるクレープ店、「ふれあい動物園」なども並び、特設ステージでは地域の子どもたちによるダンスステージも予定。鳥居さんは「老若男女が楽しめるイベントにしたい。今はまだ直接介護などに直面していない若い人や小さいお子さんのいるファミリー層の方にも市内には『認知症カフェ』というものがあることを知ってもらいたい」と話す。
鳥居さんは、「市内で開催されている認知症カフェ同士の横のつながりがなく、運営者同士での運営に関する情報共有ができていないのも課題」とも挙げます。「交流があれば、運営に関してや市内で受けられるサービスの情報なども含め、参加者が、より満足できるカフェ運営にもつながるのではないかと感じています」とも続け、同フェスティバルをきっかけとして、運営者同士につながりが生まれることを望んでいる。
イベントは10 時〜15時開催。入場無料。ボランティアスタッフも募集する。







