船橋・若松で築56年の団地を大規模再生 県内最多戸数のマンション建替着工
2025/11/25
11/25(火)船橋・若松で築56年の団地を大規模再生
県内最多戸数のマンション建替着工
若松二丁目住宅(船橋市若松2-4-6)で、千葉県内最大規模となる分譲マンションの建替事業が本格着工したことが発表された。
事業主体は若松二丁目住宅マンション建替組合と、参加組合員の野村不動産、三井不動産レジデンシャル、旭化成ホームズ、日鉄興和不動産で本体工事は2025年10月に着工、2028年度の竣工を予定している。
若松二丁目住宅は、昭和44(1969)年に建設された地上5階建て・総戸数576戸の団地型集合住宅。
築56年を迎え、建物の老朽化やガス・上下水道・電気設備の劣化、耐震性能の不備、バリアフリー基準への不適合などの課題を抱えていた。
2007年に管理組合内で建替え検討が始まり、2023年3月に一括建替え決議が成立。2023年12月には建替組合が設立され本体工事着工に至った。
本事業は「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」に基づき、船橋市内における最大戸数の建替え事業として位置づけられている。
また、国土交通省の「令和4年度マンションストック長寿命化等モデル事業」にも採択され、再開発において先進的な取り組みが評価されている。
新たに整備されるマンションは、敷地面積約42,306平方メートル、延床面積約3万241平方メートルを活用し、住宅や商業施設などの複合機能を備えた大規模施設となる見込み。
街区全体でインフラの更新や緑地の整備も同時に進められる計画で、地域住民の生活環境改善とまちづくりの両立を目指している。
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