船橋・古作地区に県内初導入「ゾーン30 プラス」、新たな交通安全施策として

  2022/3/10
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3/10(木)船橋・古作地区に県内初導入「ゾーン30 プラス」

新たな交通安全施策として

 生活道路の新たな安全対策として3月10日、千葉県警察と船橋市が連携して古作地区に整備した「ゾーン30 プラス」が供用を開始した。

 「ゾーン30 プラス」は、生活道路における歩行者などの安全・安心な通行空間の整備のために、昨年8月に道路管理者と警察とが連携して取り組んでき新たな交通安全施策になる。

 今回の整備区域は18カ所。最高速度30km/hの速度規制を定めた「ゾーン30」と、車両の通行部分にポールを立て幅を狭める「狭さく」、道路の一部を隆起させる「ハンプ」など、抜け道利用車の速度抑制対策として物理的デバイスを適切に組み合わせている。それらの施策は県内初導入になる。

 古作地区は、県道松戸原木線など渋滞が多発する幹線道路に囲まれ、通学路などの生活道路が抜け道として多く利用されている。地域住民から歩行者の安全を求める声が多かったことから、市と警察で連携し地域住民等との合意を図り、「ゾーン30 プラス」による整備を実施することになったという。

 犬の散歩中だという西船6丁目在住の梨本さんは、「スピードを出している車が結構あったので、歯止めがかかればいいですね」と新たな施策に期待を寄せた。

 船橋市道路建設課建設第二係長の成田龍一さんは「ホームページにも詳細を載せています。今後も市民が安心・安全に暮らせるよう、『ゾーン30 プラス』などの整備を進めていきます」と話した。

 関連リンク:https://www.city.funabashi.lg.jp/machi/douro/002/p102281.html

  • 船橋市道路建設課建設第二係長の成田龍一さん

  • 規制標識(上部)と看板(下部)が見える

  • エリア内にはこのような整備箇所が18カ所ある

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