ボーイスカウト船橋第17団が50周年、自然体験や地域に根ざした活動
12/30(火)ボーイスカウト船橋第17団が50周年
自然体験や地域に根ざした活動
ボーイスカウト船橋第17団が12月21日、結成から50周年を迎えたことを記念する式典とクリスマス会を夏見公民館(船橋市夏見2-29-1)で行った。
同団は1975年4月に小学3~5年対象のカブスカウトが発足し、その後小学1~2年生のビーバースカウト、小学6年~中学3年のボーイスカウト、高校生のベンチャースカウト、18歳以上のローバースカウトが発足した。
夏見地区を中心に月に1~2回活動し、農園で作物の植付けや収穫、公民館でレクリエーションを行ったり、野外体験や船橋駅での歳末助け合い募金活動に参加するなど奉仕活動なども行っている。約10年団委員長を務める海老原実さんは「礼儀正しく、自分で何でもできるようになることを目指している」と話す。
同日は、50年前に作ったという「コール」を全員で行い、50周年記念式典が開催された。コールは仲間同士の一体感を高めるための呼びかけのことを指す。記念式典後は、クリスマス会が行われ、団員らが作った料理を楽しんだりダンスや歌なども披露された。
八栄小学校3年の福嶋莉乃さんは「農園で野菜を作ったり収穫するのが楽しい。さつまいもがおいしかった」と話し、夏見台小学校5年の坂田千遥さんは「他の学校の子と友だちになれるのがいい。救急法を学んで三角巾の結び方も知ることができて、社会で役立つことを学べるのもうれしい」と話した。
小学1年の時に入団し、現在は高校2年の川島歩実さんは「40キロを歩く活動があるのですが、そのおかげで体力がついてディズニーランドで一日中歩いても平気」とほほ笑む。
海老原さんは「自然の中での体験や仲間との活動は、学校とは違った学びにつながる。ボーイスカウトの理念を理解してもらって、もっとにぎわうように私たちもサポートしていきたい」と話した。










