地域の現場から学ぶ金融の役割 銚子信用金庫、13人の新人研修を地域商社の体験型プログラムで実施

  2026/4/9
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委託事業として実施された体験型研修

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 2026年4月8日、銚子市笠上町のへネリーファームが所有する畑で、銚子信用金庫の新入職員研修が行われた。本研修は、同金庫からの委託を受け、AYG株式会社が企画・運営したもの。体験型プログラム「食材クエスト」を通じて、新入職員13人が参加し、地域農業への理解とチームビルディングを目的に実施された。

 当日はキャベツの収穫やキャンディーラッピング、調理体験などが行われた。参加者の一人は「最初はうまくできなかったけれど、仲間に教えてもらいながらやるうちに自然と会話が増えた」と話し、作業を通じて関係性が生まれていく様子が見られた。

事業者の「思い」と「課題」に触れる機会に

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 研修では、収穫から調理までの工程を体験する中で、農業の現場にある工夫や手間に触れた。刻んだキャベツを餃子の具に混ぜ、ひとつひとつ包んでいく作業に取り組んだ参加者からは、「普段何気なく食べているものの裏側に、これだけの手間があるとは思わなかった」という声も聞かれた。

 また、「農業だけでなく、どの仕事にもこうした大変さや工夫があるのだと思った」という気づきもあり、地域の事業者が抱える課題や思いに目を向けるきっかけとなった。

チームビルディングと“伴走する力”の育成

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 入庫から間もない新入職員にとって、今回の研修は同期との距離を縮める機会ともなった。完成した料理を囲みながら、「一緒に作ったからこそおいしい」と笑顔を見せる姿が印象的だった。

 また、午後には生成AIを活用した振り返りワークショップを実施。体験をもとに地域課題を整理し、「金融機関としてどのようにサポートできるか」という視点で考える時間が設けられた。

 銚子信用金庫地域サポート部の伊藤剛康部長は、「今日感じたことを大切にし、お客様の課題に寄り添える職員になってほしい」と語る。銚子信用金庫は、顧客の課題を理解し、共に解決を目指す“伴走型”の支援を重視しており、今回の研修はその基礎となる姿勢を体感する機会となった。
銚子経済新聞編集部準備室
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銚子経済新聞を準備するための編集部が取材してきた銚子市を中心としたローカルニュースを配信していきます。
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