東武船橋店屋上で「コノシロソング」初披露 絵本寄贈も並行して開催
5/20(水)東武船橋店屋上で「コノシロソング」初披露
絵本寄贈も並行して開催
東武百貨店船橋店(船橋市本町7-1-1、TEL047-425-2211)屋上で5月16日、船橋の地魚「コノシロ」をテーマにした楽曲「コノシロソング」のお披露目イベントと、絵本「コノシロさんちのハルちゃん」の寄贈式が開かれた。
会場では船橋を拠点に活動するアイドルグループ「himawari(船橋)」が新曲を初披露し、地域関係者や買い物客ら150人ほどが駆け付けステージを見守った。
同曲は、地域プロジェクト「コノシロさんちのハルちゃんプロジェクト」の一環として制作された。船橋で多く水揚げされるコノシロは、成長に伴い呼び名が変わる“出世魚”として知られる。その特徴を、人が年齢や立場によって役割を変えながら生きていく姿に重ね、「変わってもいい、そのままでもいい」というメッセージを込めたという。
楽曲を書き下ろしたのは、船橋出身のシンガー・ソングライター柚凪さん。当日お披露目に駆け付け「名前や役割が変わっていくことと、コノシロの生き方が重なった。本当の自分を見つけられる曲になれば」と制作意図を語った。タイトルの「ななし」には、「肩書や名前に縛られず、自分自身を見つめてほしい」という思いを込めたという。
ステージでは「himawari(船橋)」が子どもでも踊りやすい振り付けとともに楽曲を披露。メンバーは「コノシロという魚を知らない人にも、船橋とセットで覚えてもらえたら」と話した。会場では限定50枚のサイン付きCD予約受け付けも行われ、ライブ後には物販コーナーに来場者の列ができた。
あわせて行われた絵本寄贈式では、一般社団法人「伝統江戸前漁業を未来に紡ぐ会」代表の大野さんが、「コノシロをもっと食べてもらい、船橋の漁業を盛り上げたい」とあいさつ。絵本のイラストを担当した船橋在住のイラストレーター小倉正巳さんも登壇し、「子どもたちに愛されるキャラクターとして広がってほしい」と期待を寄せた。
プロジェクトでは今後、絵本の読み聞かせイベントや地域連携企画なども展開予定。「船橋の海や漁業文化を次世代へ伝える活動につなげたい」という。イベント終了後には、同会場で学生・社会人サークルによるアカペライベントも開かれ、屋上ステージは終日にぎわいを見せた。
「まだ無名だったころからずっと応援してきたhimawariが船橋の漁師を応援する歌をリリースするのはとても感慨深い」と会場で声援を送っていた50代男性は熱い思いを話した。
「子どもから大人まで、一緒に歌って踊れる地域の歌として広がってほしい」と東武百貨店広報担当者の堀合さん。イベントは東武船橋店「初夏の文化祭」の一環として開催された。










