船橋の作家・森沢明夫さんの新作エッセイ「ごきげんな散歩道」出版、船橋界隈のカフェや公園なども作中に

  2021/8/29
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以下は 3 年前に書かれた内容です

8/29(日)船橋の作家・森沢明夫さんの新作エッセイ「ごきげんな散歩道」出版

船橋界隈のカフェや公園なども作中に登場

 船橋市出身・在住のベストセラー作家・森沢明夫さんの新作エッセイ集「ごきげんな散歩道」が7月29日から、全国の書店やインターネット通販などで購入できるようになった。

 同書は、春陽堂書店が運営するオウンドメディア「春陽堂WEB」での連載「森沢明夫のごきげんな散歩道」を書籍化したもので電子書籍版も同時リリース。書籍のサイズは四六版、208ページ。誌面内の写真はフルカラー、筆者が自身のスマートフォンで散歩中に撮ったものだという。出版社は、春陽堂書店、価格1980円(税込み)。

 森沢さんの作品は過去に、吉永小百合さん・阿部寛さん・竹内結子さん・笑福亭鶴瓶さんらが出演した「ふしぎな岬の物語」(小説は、虹の岬の喫茶店)や、有村架純さん主演の「夏美のホタル」、池脇千鶴さん主演・船橋をロケ地として撮影した「きらきら眼鏡」などが映画化。高倉健さんの遺作となった映画「あなたへ」の小説版執筆なども手掛けている。

 森沢さんのファンの間でひそかな人気を集めているのが不定期に出版されるエッセイ集。森沢さんの少年~青年時代を振り返った作品「あおぞらビール」「ゆうぞらビール」や、社会人になってから休日について「海」をテーマに書かれた「東京湾ぷかぷか探検隊」、仕事の中で出会った人や感じたことから「幸せになるヒント」について書かれている「森沢カフェ」など多数出版されている。

 「読み終えた後にどこかほっこり幸せな気持ちになる」という森沢作品。普段、筆者がどのような物事に接し、どのように考え、どう感じているのかなど大切な人生を生きやすくするヒントがエッセイ集には詰まっている。

 今回の作品は、気分転換の散歩で近所の公園やカフェ、路地裏の小道などでの何気ない日常の小さな発見を元に書かれている。作中では、「オシロイバナ」をパラシュートにして遊ぶ少女たちを見かけたことで、子どもの頃に同様にして遊んだ事を思い出し、あとで密かにパラシュートを作って遊ぶ筆者の様子なども描かれている。「幸せのハードルを下げる」ことで毎日を幸せに生きられる考え方のコツを知ることができる。

 また、船橋市民にとってうれしいのが作中に登場する各種の風景描写。普段筆者が利用するというカフェや公園など船橋市民であれば馴染み深い場所が登場するので実際の場所を訪れることで、同じ風景を見て、空気を感じることができる楽しみもある。

春陽堂書店「ごきげんな散歩道」
ごきげんな散歩道|森沢明夫 人気連載「森沢明夫のごきげんな散歩道」全40回の書籍化! (shunyodo.co.jp)

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