「郷土資料館」開館50周年企画展「船橋を知るための50の扉」、在宅での「船橋調べ隊」も募集中
8/19(金)「郷土資料館」開館50周年企画展「船橋を知るための50の扉」
在宅での「船橋調べ隊」も募集中
船橋市郷土資料館は6月10日に開館50周年を迎え、現在、50周年を記念した企画展「船橋を知るための50の扉」を開催している。
企画展では市内の学校、自然、特産品などのさまざまなトピックから選ばれた50個のトピックについて、それらにまつわる江戸時代から現代までの資料を展示している。
コンセプトは「誰もが自分に関係する資料や話題と出合える企画展」。展示物にはそれぞれ扉のアイコンとともに話題となる題目が記されている。例えば「花火大会」の項目では、昭和29(1954)年に行われた「第2回船橋市納涼花火大会」のチラシが展示されているほか、資料館職員が花火大会のことを調べると第1回の写真を当時の広報誌で発見。その船橋市広報を展示している。チラシには「三田浜海岸」「国鉄京成東武各船橋駅下車徒歩5分」の文字も見られ、当時の三田浜海岸が駅から近かったことも伺えるものとなっている。
そのほかの扉は「船橋市ゆかりの画家」「市制施行」「スズキ」「鉄道」「マンホール」「学校」などもあった。展示室内は小学生ゾーンと大人ゾーンに分けられ、中には、船橋市の形や、市章(市のマーク)、マンホールなどを触ることで形がわかるようになっている展示も用意している。
同企画点は11月末まで開催。同時に「ザイタク(在宅)船橋調べ隊」を募集しており、8月31日までは小中学生が対象、9月1日~10月30日までは大人を対象に、各先着15人を募集している。
「ザイタク船橋調べ隊」は、小学生は、市立小学校を1校選び、学校や地域の歴史と文化財を調べる。大人は同展示で紹介している「扉」の中から1つの扉を選び、そのトピックについて詳しく調べていくというもの。
選んだ扉とともに同館に申し込むと、学芸員などから助言などを受けながら展示内容について調べ、深く知れるというもの。調べたものは参加者と相談のうえ、展示室で発表することなども予定しているという。