ウォーキングスタンプラリー「第30回福像めぐり」、小雨の中でも多くの参加者
10/7(月)ウォーキングスタンプラリー「第30回福像めぐり」
小雨の中でも多くの参加者
海老川と長津川を中心としたウォーキングイベント「第30回海老川・長津川福像めぐり」が10月5日、NPO法人「環境を考える市民の会」の主催で開催された。
同イベントは毎年10月の第1日曜日に開催され、川沿いに並ぶ七福神をモチーフとした14福像をめぐるスタンプラリー。身近な自然に親しみを持って、歩きながら楽しんでもらうことを目的としている。
30回目となる同日は、朝から小雨が降っていたが、予定通り9時から15時まで開催。ボランティア活動の浄財と、海老川の環境整備活動に賛同した市民の寄付などにより建立された14の福像。南は船橋港親水公園近くにある「昇龍の像」、北は船橋市運動公園の「花咲河童像」があり、14福像を巡ると全行程約13kmになる。
各福像の前にはスタンプラリーチェックポイントがあり、ポイント場所によってはお菓子をもらえたり、古本の販売や船橋市による海老川の水質に関するパネル展示もあった。開催時間内に5カ所以上の福像でスタンプを押印すると、完歩証の発行もあった。
初めて参加したと話す市場小学校2年と4年の兄弟とその母親は「私自身が子どもの時にスタンプラリーが好きで、今回学校で案内をもらってきたので子どもと参加した。子どもと一緒に楽しんでる」と話し、3人で参加していた大学生は「こういう像をじっくり見たことがなかったのでおもしろい」と話した。
実行委員会理事長の鷲見千代子さんは「雨で心配だったがたくさん参加してくれてうれしい。自分たちの町は自分たちで守るんだという意識を持ってほしいし、生まれた町がこういったイベントがある素敵な町なんだと思ってもらえるとうれしい」と話し、同会会長の相沢友夫さんは「海老川をきれにようということで約40年間やってきた。これまで続けてこれたのは、皆さんの協力のおかげ」と話した。