「船橋コーヒータウン化計画」発起人の梶さんが環境に関する勉強会開催、飲食店経営者を対象にエコ包材について

  2021/10/19
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以下は 3 年前に書かれた内容です

10/19(火)「船橋コーヒータウン化計画」発起人の梶さんが環境に関する勉強会開催

飲食店経営者を対象にエコ包材について

 船橋コーヒータウン化計画メンバーが経営するコーヒーショップ「Philocoffea(フィロコフィア)」(船橋市本町2-3-29)の共同代表でもあり、「ラダー」代表でもある梶真佐巳さんが10月18日、市内の個人飲食店経営者らを対象とした「環境に配慮したカフェグッズ」に関する勉強会を「市場カフェ」(船橋市市場1-8-1 関連棟0号通路1階)で開催した。

 同会開催の経緯について梶さんは「なぜエコ素材のものを使うのか。また飲食店として、環境問題や社会にどう貢献していくかを考えていかなければならない。そういうことを考えるきっかけとなる場を提供したかった」と話す。梶さんはコーヒーの収益の一部をコーヒー生産国の貧困化をなくすことを目的とした活動に充てている。

 同日はエコカップなどを扱う会社「カフェグッズ」(東京都町田市)の小林智也さんを講師として招き、市内の飲食店経営者ら8人が参加して勉強会が行われた。

 小林さんからはプラスチックカップが日本で広まった歴史や、台湾ではプラカップは禁止されているなど海外の状況などの話があり、参加者らは熱心に耳を傾けた。また、植物由来の生分解性プラスチックである「PLA」を使用したカップや、リッド(蓋)の特性などの説明があった。

 勉強会終了後には、参加者から「PLAカップなどを導入した場合の店舗としてのデメリットはあるのか」「カップなどが大量に余ってしまった場合の保存方法や傷み具合はどうか」などの質問があった。また、「コストはかかっても、一事業者として環境のために取り入れていきたい」「エコカップの特性などを知ることができて勉強になった」「改めて環境について考える貴重な時間になった」など感想を話した。

 「ただ商品を売るのではなく、そのものの価値をあげていくために総合的に考えていかなければならない。環境問題に対してもどう取り組んでいくか。SDGsの考え方でもある、『できることから少しずつ』という気持ちが大事だと思う。今後も勉強会を続けて意識を高める場を提供していきたい」と梶さん。

  • 勉強会の様子

  • 古米などを使用したレジ袋を紹介する参加者

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