酒々井町の「まるごとしすい」、元々は隣地にあった農産物直売所「いずもマルシェ」がベースになっている

  2021/6/30
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以下は 3 年前に書かれた内容です

酒々井町の看板ともいう存在になりつつある「プレミアムアウトレット」。酒々井ICを出てすぐの場所にあるこの商業施設に隣接する「まるごとしすい」の存在を知っているだろうか?

アウトレットの駐車場すぐ隣にある「まるごとしすい」

駐車場の出入り口からは、離れた場所にあるので意外にその存在を知られていないがコロナ禍の今でも1日に数十人が来店する施設になっているのだとか。

同所で販売しているのは、酒々井町の農産物や物産。酒々井町には酒蔵の飯沼本家があるほかピーナツを主力とした土産物を販売する「オガワのピーナッツ」などがある。

平日は、酒々井町の産品が並んでいるが、週末になると野菜や果物が並ぶようになる。朝、スタッフが町内の生産者を集荷にまわり昼頃にはこんな感じで品物が一通り出揃う。

いずれの野菜も基本的には100円均一。一部見たことのない野菜(おかひじきってなんだ??)もありますが、日常使う野菜はほとんどそろっている!という感じ。

「あれ、でもスイカがある!」

ちなみに、スイカは「冨里スイカ」になっている。

「何で冨里のスイカなのですか?」とスタッフさんに確認したら、「酒々井町に住所のある農家さんでも畑が富里だったりすると出荷する時に冨里のスイカになることがあるんです」とのこと。

ちょうど、納品にやってきた農家のおじちゃんがいたので「おいしいスイカの見分け方」を聞いてみると…

「このへたの部分がパンパンになっているものが採りたてのスイカ。こうやって萎びた感じのものは収穫して数日たっているので、今日食べるのであればこっちの萎びた感じのものを買った方が良いよ」と。

買っちゃった!

かつて「いずもマルシェ」を経営していたのは、福岡県の大きな会社。「いずもマルシェ」が開業したのは2019年1月で当初は観光バスを誘致したりすることを想定していて南房総市の道の駅「びわ倶楽部」をイメージして同じ場所を立ち上げたコンサルタントの人がコンセプトを打ち出したんだとか。

しかし、経営していた福岡県の会社が途中で経営破綻してしまい、上山さんが運営を任されていた「いずもマルシェ」も2019年11月でその経営を休止せざる得なくなてしまったそうなんです。

その後、酒々井町が「まるごとしすい」の建物を建築、運営とプロデュースを上山さんが担当「いずもマルシェ」を運営していた自身の会社「株式会社マグネット」で請負って現在に至っているんだという。

以上は 3 年前に書かれた内容です
主婦と高齢者で千葉を編集する
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2009年、千葉県船橋市でタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」創刊、同時にローカルニュース「MyFunaねっと」配信開始。その後、2011年にみ...
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