中山法華経寺境内で「なかやま特別骨董市」、11月15日(月)~18日(木)まで開催中
11/17(水)中山法華経寺で「なかやま特別骨董市」
最大100件を超える出店がある大規模な骨董市
船橋市と市川市の間にある日蓮宗の大本山・法華経寺(千葉県市川市中山2-10-1)の境内で毎年4月と11月に行われている骨董市が、11月15日~18日の4日間で行われている。
中山骨董市は毎年4月と11月の15日~18日に曜日関係なく開催。普段から80~90店舗程度の出店があるというが、過去には100店舗を超える回もあったという。今回の出店は1日目・2日目ともに85店舗。昨年春からの緊急時遺体宣言など一連のコロナ騒動によって3回の中止、約2年ぶりに開催された。
主催は、骨董市企画。法華経寺や商店会、中山街づくり協議会などが後援して行われている。初回の開催は15年程前、参道で30店舗ほどの規模で行われたという。以降、出店数も増え出店場所を境内にうつしての開催になっている。
出店内容は、仏像や銅像、古銭、古布、和服(着物)、天然石、刀剣、武具、時計、カバン、絵画、和洋食器、農具、昔の道具(医療器具や商人の道具など)、ガラス細工に手工芸品など幅広い範囲に及ぶ。
4日間の開催で、通常は来場者のピークは1日目と2日目に訪れ、数千人規模の来場になるという。出店者らは3日目から徐々に店仕舞いを始め4日目の出店数が4日間で最も少なくなるという。
出店募集を担当している柏市の古物商事業者・後藤勝哉さんは「今回はコロナ禍明け初の開催で客足が伸びなかった。それでも初日は混雑して商品を選びにくいほどの来場があった。コロナ禍でTwitterなどのSNSも覚え、新しい方法で広報ができるようになった」と今後の開催に期待を持つ。
後藤さんは中山骨董市の他にも、毎月第2土曜日に萬満寺(松戸市馬橋2547)、第4土曜日に東漸寺(松戸市小金359)で9時~15時の間、骨董市を定期開催しているほか、「古物商」許可所持者向けに古道具市も定期開催している。「中山の他にも茂原とか成田とかにも骨董市があるけど、中山のが県内では一番規模が大きいのではないか。100件を超える骨董市はあまり知らない」と話す。
「出店者との会話や商品に関する話、歴史や文化、宗教の話などいろんな話を聞けて楽しい。リアルで人から物を買う楽しさがある」と来場者の30代女性。
次回の開催は、2022年4月15日~18日。週末をからめた日程になるので今回以上の集客が見込まれているという。
出店募集や告知については、後藤さんの運営するTwitter「アンティーク市&手作り市/骨董市/イベント」から。