「行田公園100kmリレーマラソン大会」たすきも復活、身体障がい者も参加できる「ファンランの部」新設

  2023/8/9
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以下は 1 年前に書かれた内容です

8/9(水)「行田公園100kmリレーマラソン大会」たすきも復活

身体障がい者も参加できる「ファンランの部」新設

 行田公園(船橋市行田2-5)で8月6日、「第32回行田公園100kmリレーマラソン大会」が開催された。

 同大会の主催は「行田公園走友会」。行田公園の特長を活かし、1年で最も熱い 8月第1日曜日に、チームで公園を100周(約 100km)を走り抜く大会となっている。「この時期の過酷な条件なのであくまでスピード競走でなく、それぞれのチームとして無理をせず完走を目指すものです」と事務局長の石原雅紀さん。

 部門は、1チームが10人または15人まで構成されるチームが出場できる「100kmの部」、「50kmの部」(1チーム10人まで)が同時開催され、100kmの部への参加チームは18チーム、50kmの部は17チーム、計35チームが参加した。千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」も来場し、会場を盛り上げた。

 事務局長の石原雅紀さんは「行田公園走友会のメンバーは、とにかくみんなで盛り上げようという団結力がある。交通整理などは学生ボランティアの力も借りている。今年も無事に開催できてよかった」と話した。

 コロナの影響で、昨年までは声を出しての応援はなし、次のランナーへリレーする際はエアタッチというルールだったが、今年からは声出しも解禁し、たすきでのリレーも復活した。「また活気が戻ってきたという感じがしてとてもうれしい。参加者のみなさんもよろこんでくれている。高木が多く、涼しく感じられる行田公園は『船橋の軽井沢』と呼ぶ人もいる。ほかの道では走れないからと、この大会を楽しみにしてくれている人も多い」と石原さん。

 熱中症対策として、参加者には帽子の着用やこまめな水分補給を促すなどのほか、温度計を常に確認したり、行田公園管理事務所から散水栓を借りて設置したりといった取り組みが行われた。

 石原さんは「年々暑さが厳しくなり、対策も大変ではあるが、これからも続けていきたい大会だからこそ、運営側も工夫しなければならない」と話す。

 大会結果は、「50kmの部」1位:インターバル部(2時間28分43)、2位:海神オヤジアスレチッククラブ(2時間46分13)、3位:行田中オヤジの会(2時間53分21)。

 「100kmの部」1位:奏坂RC(4時間45分42 大会新記録)、2位:朝活クロカン部 A(5時間12分10)、3位:トルネードを囲む愉快な仲間たち(5時間13分45)。

 50kmの部に参加した「海老川ジョギングクラブ」のメンバーは「暑かったけれど声を掛け合いながら完走できて楽しかった」と笑顔を見せた。

 同大会のスポンサーである「まきの米店」(船橋市本中山)は、同大会参加者限定のプレゼント企画を用意。専用サイトから抽選に申し込むと、同大会の開催32回目にちなんで多古米コシヒカリを32人にプレゼントするというもの。同じく大会スポンサーである「西船橋スポーツ接骨院」(船橋市西船3)は施術が割引になるクーポンを専用サイトから配布した。

 石原さんは「今年はエントリーがなかったが、今年は身体障がい者や車いすでの参加もできる『ファンラン20kmの部』も新設していた。ファンランの部は来年以降も設ける予定なので、船橋のランナーはもちろん、たくさんの方に参加してほしい」と呼びかける。

  • 20人程が在籍する行田公園走友会

  • 声出しでの応援で盛り上がった

  • 学生ボランティアが交通整理

  • 子どもに人気のチーバくん

以上は 1 年前に書かれた内容です
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