坪井小の須崎さんがアーチェリーで全国4位、競技歴1年半での快挙
9/24(日)坪井小の須崎さんがアーチェリーで全国4位
競技歴1年半での快挙
船橋市総合体育館(習志野台7-5-1)を練習拠点とし活動する「Archery Club 射楽(アーチェリークラブしゃらく)」所属の須崎茉琴(まこ)さんが、8月に愛知県で行われた「第6回全日本GAカップ大会 兼 2024年GA育成選手選考会 兼 第18回全日本小学生中学生アーチェリー選手権大会」の「リカーブ部門・小学生の部18m・12m」で4位に入賞した。
須崎さんは坪井小学校に通う小学6年生。アーチェリーを始めたきっかけは、4年生の冬の終わり頃、同クラブで活動していた友人に誘われ練習を体験し、そのおもしろさに心を打たれ入会を決めたという。
めきめきと頭角を現し、競技歴約1年半で初出場した同大会。大会初日の練習会では「緊張して調子がでなかった」と須崎さん。転機となったのは2日目の予選会。個人戦の後、他県から参加した友人に団体戦に誘われ、気楽な気持ちで参加。「楽しみながらリラックスして射ることができた。それが3日目につながったと思う。4位入賞までいけると思っていなかったのでうれしかった」と須崎さんは同大会を振り返った。
「アーチェリーで大切にしているところは怪我をしないこと。コーチに言われたことを意識しながら練習することです。集中が乱れた時は深呼吸をして気持ちを切り替えます」と話す。
「アーチェリーの好きなところは、楽しいし、かっこいいところ。やっている人が少なく、特別なところも好き」と話した。「アーチェリー用具では『センタースタビライザー』という弓の平行バランスを安定させる装置が特にお気に入り」とも。
母親の真由美さんは「アーチェリーのほかに、ルービックキューブや体操、将棋も好きで、コロナ禍では家族でやる麻雀に夢中だった。集中力が必要なものが得意です」と話す。
「メンタルが強く、ピンチの時ほど力が出るタイプ。ある大会では道具が壊れてしまい、急きょ友人に借りた道具でその日の最高得点を出したこともありました。競技中とプライベートのオンオフの切り替えがしっかりとできており、今大会を通して勝負強く、落ち着いた一面を知ることができた。そういうタイプだと思っていなかったので驚きました」とも続けた。
中学生となって臨む来年の大会について茉琴さんは「まず全国大会に出場することが目標。来年も出場できるようにがんばります」と意気込みを話した。