ぐらすグループが千葉市に「カフェさんびお」 新しい形の障がい者就労移行支援事業所として開設

  2024/1/31
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1/31(水)ぐらすグループが千葉市に「カフェさんびお」

新しい形の障がい者就労移行支援事業所として開設

 船橋市に本拠地を構える障がい福祉事業の「ぐらすグループ」(船橋市滝台33-4、TEL047-402-4276)が1月31日から、千葉市に新しい事業所「カフェさんびお(CAFE SYMBIOSE)」(千葉市若葉区加曽利町1751-1、TEL043-310-6056)をグランドオープンさせた。

 新規開業にあたって、敢えてカフェ未経験者中心に採用。1月5日からプレオープンとして稼働、この日からほぼ通常営業となった。店内はテーブルやカウンターで29席、小上がりの座敷12席。店内中央に中庭を持ち、広い窓から自然光を取り入れるデザイナー設計。全席にコンセント完備、Wi-Fiも無料提供している。

 ドリンクは、さんびおブレンド(550円)、マンデリン(600円)、デカフェ(550円)などのコーヒーメニューに、カフェラテ(600円)、お芋のラテ(700円)、抹茶ラテ(700円)、ホットスパイスチョコ(700円)など20種類以上。フードは300円~800円の価格帯で提供。ベーカリーハイジのパンを使用したさんびおサンドA、さんびおサンドB(ハム・チーズ)、さんびおサンドC(ハム・チーズ・ピクルス)を主軸にホットドッグやカレーも用意。

 同店は障がい者の就労移行事業所として運用する目的で開設。これまでは「基本的なことは何でもできるように」と教育することが多かったが、同所では「チェーン店はマニュアルが確立されていて作業が細分化されている。挨拶が出来なくても焙煎に特化した人材、淡々とした作業を延々と続けられる人材などは重宝される」と障がい福祉の観点から特徴を最大限に生かした教育システムを確立させようと取り組む。

 厨房はドトールコーヒーショップや大手ハンバーガーチェーンで使用している機器と同水準のものを用意。配置もチェーン店のものに似せ作業の効率性を重視する。厨房や細分化された作業で3ヶ月~半年かけて人材育成を行い、チェーン店に通常雇用での就業を目指す。

 現在はマニュアル確立と教育ができるスタッフ育成の助走期間として運用。4月から本格的に「カフェで働きたいと考えているが障がいが理由で働く場所を見つけられていないという悩みを持った人材」の受け入れと教育を始める。

 チェーン店のノウハウ導入や教育カリキュラム作成を約20年に渡ってドトールコーヒーショップ船橋駅南口店を経営してきた経験を持ち、「ふなばし珈琲タウン化プロジェクト」発起人でもある梶真佐巳(かじまさみ)さんが担当。

 同店のメニュー監修や調理指導などを「らんどね空と海」(神保町177-8、TEL047-401-3285)を手掛けた藤田承紀(ふじたよしき)さんが担当。

 「障がいを持った方を何でもできる人として基礎を教えるのではなく、特性に合わせたプロフェッショナルとして起用するとプロ以上の成果を出してくれます。そこを発見して教育することが楽しい。チェーン店が抱える人材確保の課題解決にもつながる」と総プロデュースを担当する梶さん。

 「我々のグループは千葉県内だけでも30近くの作業所を運営しているが、飲食店、特にカフェは福祉により過ぎず、洗練された空気感や雰囲気。メニュー作りなどが欠かせない。その部分をプロの二人に担ってもらい、カフェとしても一流のものを提供していく為、敢えてカフェとして営業する機関を設けました」と代表の友野さん。

 営業時間は9時~16時、日曜定休。

  • 子育てファミリー層が利用しやすい小上がりの座敷席

  • さんびおサンドC

  • 中庭の見える開放的な店内

  • 絵本の寄付も受付けている

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