地域の祭りながら目玉は打ち上げ花火の「小室夏まつり」、小室公園で8月17日・18日に開催
8/13(火) 地域の祭りながら目玉は打ち上げ花火の「小室夏まつり」
小室公園で8月17日・18日に開催
小室公園(船橋市小室町3313)で行われている「小室夏まつり」が、今年は8月17日・18日の2日間で開催され、17日の夜には500発の打ち上げ花火も予定している。
同祭りの主催は「小室夏まつり実行委員会」。メンバーは地域の連絡協議会や青少年育成会などで結成されている。今年の実行委員長は豊富地区社会福祉協議会副会長の村田恒夫さんが務める。
村田さんは「40年近く続けている祭り。地域住民は毎年楽しみにしているし、小室を巣立っていった子どもたちも『花火があるから』と、お盆の時期に里帰りして見に来る」と、同祭りが約40年前から大切に行われてきた催しであることを話した。
今年はコロナ禍以降5年ぶりに櫓を組んでの盆踊りが復活する。毎年恒例の「子ども神輿」に加え、「おとな神輿」も行う予定。2日間とも小室地区や近隣市の飲食店・団体など、21店舗が屋台ブースを出店する。
ステージイベントとして、地元演歌歌手の歌唱や、和太鼓演奏、ばか面おどりが行われる予定。会場内では「小室夏まつり」オリジナルうちわの無料配布のほか、来場した子どもに光るブレスレットやジュースの配布も行う。
村田さんは「今後も次の世代へ繋ぎ、祭りを続けていくために地域でのまとまりを強めていきたい」と意欲を見せた。今年は「船橋港親水公園花火大会」が中止になったため、市内唯一の花火大会となることにも触れ「あくまでも地域の祭りだが、来場の際には近隣に駐車場が少ないため、公共交通機関の利用を」と呼びかけた。
花火のための場所取りについて、今年は同祭りへのお手伝いボランティア、運営スタッフ、専門部員、高齢者などを対象とした「優先エリア」を設ける予定だという。一般エリアは16時からの開放となる予定。
飲食ブースは12時から開店。夏祭り開始は16時から。17日の打ち上げ花火は19時30分ごろからを予定している。雨天時は18日に打ち上げ延期。