
西浦に福祉用具レンタル「ヤマシタ」 介護ベッドやマットレス洗浄・再生するセンターを開業
3/27(木)西浦に福祉用具レンタルの「ヤマシタ」
介護ベッドやマットレスを洗浄・再生するセンター開業
介護用品レンタル事業を展開する株式会社ヤマシタ(静岡県島田市)は、介護用品の洗浄やメンテナンスを担う新施設「千葉オペレーションセンター」(船橋市西浦2-5-4)を開設し、2025年7月の本格稼働に向けて4月1日より段階的に稼働を始める。これに先立ち、3月27日には報道関係者向けの内覧会が開催された。
新施設は、同社にとって国内5カ所目の洗浄拠点で、関東では埼玉に次ぐ2拠点目。高齢化が進む首都圏における介護需要の急増に対応するため、マットレスや車椅子、介護ベッドなどの洗浄工程を集約し、効率的な再生・再レンタル体制を構築することを目的としている。
特長の一つが、マットレス洗浄工程の内製化だ。アース製薬や洗浄機メーカーと共同開発した除菌・消臭剤「MAT(エムエーティー)」を専用機に組み込み、洗浄と消毒を一体化。
従来と比べ洗浄時間を約30%短縮しつつ、臭気が原因で廃棄されていた製品の再生率向上を実現した。マットレスは脱水後、専用乾燥機で処理され、再レンタル可能な状態へ仕上げられる。
施設には、温水高圧洗浄機や乾燥室など最新設備が整備されており、初期段階では洗浄機3台体制で運用を開始。物量の増加に応じて最大6台まで増設を予定している。なお、洗浄水にはオゾン水を使用し、衛生面にも配慮がなされている。
「利用者が安心して使用できる製品を届けると同時に、廃棄物削減によって環境負荷の低減にも貢献したい。再生循環型のビジネスモデルを推進していく」とホームケア事業部の担当者。「介護用品のレンタルは在宅介護利用者の7割が使用する社会インフラサービス。リユースの普及で常に状況に適した用具を使用することができるようになる」とも。
センターはJR京葉線・二俣新町駅から徒歩15分の位置にあり、他社で使用していた物流センターを居ぬきでそのまま活用しているという。
営業時間は平日9時~18時、土日祝定休。