飯山満駅構内で県立船橋芝山高校写真部・美術部・図書委員会による作品展、飯山満駅周辺マップも配布
2/12(土)飯山満駅構内で県立船橋芝山高校写真部・美術部・図書委員会による作品展
飯山満駅周辺マップも配布
東葉高速鉄道・飯山満駅(船橋市飯山満町2-1053-5)構内で2月8日から「船橋芝山高校写真部・美術部・図書委員会の作品展」の展示が行われている。
展示作品は、船橋芝山高校(船橋市芝山7-39-1)の写真部・美術部・図書委員会に在籍する生徒の作品、約30点。写真部は自身で撮影し、現像した写真を展示。美術部は部員が描いた作品を展示した。
昨年に続いての開催となった同企画に、今年は図書委員会も参加。図書委員会は写真部と協力し、
今回、図書委員会と写真部が協力してマップを作るきっかけとなったのは、飯山満小学校のPTA郷土史サークルが発行した冊子『おかあさんの郷土史はさま』がきっかけだったという。
同誌は1974年に発行された冊子で、図書委員会の顧問は「この冊子は地域のことを詳しく調べ、地元の人たちから聞いて、見て書かれた記録。この聞き書きは他の資料からは知ることのできない貴重な記録。この地域に通っている芝山高生にも読んで欲しい」と思っていたという。そこで昨年度の図書委員が、カウンター当番をしながら冊子の一部をパソコンに入力し、読みやすくした。
その後、「この冊子を元にして、50年前の町並みを偲びながら見学し、歩こう」となり、昨年12月20日、活動の一環としてフィールドワークが実施された。部員は、写真を撮ったり記録を取ったり、さらに同行した地理の教師であり写真部顧問・司書教諭でもある上野先生からの熱心な説明もあったという。
さらに作品展が決まったことから「そのコースをマップにして、地域の人にもこの地域を歩き、飯山満の魅力を再発見していただけたらいいのでは?」と、生徒たちはマップを作成した。
図書委員会顧問は「飯山満地区は寺院・神社・史跡が多く、また斜面林など昔のままの自然も多く残っています。ちょっと横道にそれると、古くからの町並みが残っていてるので、コース以外を歩くのも面白いです。補足版を見ながら歩くと想像が膨らみさらに楽しめます。フットパス(楽しみながら歩くこと)しながら飯山満の魅力を再発見していただけたら」とコメントした。
同展示は2月15日まで。