
ふなっこ畑で「西船・小松菜レシピコンテスト」初開催、地元飲食店とも連携
5/30(金)ふなっこ畑で「西船・小松菜レシピコンテスト」初開催
地元飲食店とも連携
行田公園近くの農産物直売所「ふなっこ畑」(船橋市行田3-7-1、TEL047-439-3061)で、西船橋のブランド小松菜をテーマにした「西船・小松菜レシピコンテスト」が今春、初開催された。
西船レシピコンテスト実行委員会と西船橋葉物共販組合の共催。地元農産物の魅力発信と地域活性化、地産地消の推進を目的に3月1日~4月15日で「西船・小松菜レシピコンテスト」への参加者を募集した。
同コンテストでは、ふなっこ畑で販売されている西船橋ブランド小松菜と、南房総産ゆずを使用した「ゆずのめぐ実ぽん酢しょうゆ」を使ったオリジナルレシピが対象。募集方法としては、ふなっこ畑店頭やWEB上でレシピを募集し、14品の応募があったという。
コンテストの結果は4月18日、店頭とSNS公式アカウントで発表された。初代グランプリ「ふなっこ賞」に選ばれたのは、宇田川綾子さんの「菜の花色のしらすめはりずし」。小松菜の葉で酢飯を巻き、錦糸卵とシラスを包んだ色鮮やかな一品で、ぽん酢の風味がアクセントとなっている。
実行委員の下田和音さんは「グランプリに輝いたレシピは、小松菜の葉だけでなく茎も余すことなく使い、見た目も華やかな点が高く評価された」と話した。
そのほか「準グランプリ 船橋賞」には、かなたろうさんの「ずぼらなさっぱりつけ汁素麺」が、「優秀賞 ポン酢賞」には「ハートの小松菜巻き寿司」(ノリ海苔さん)、「鶏もも肉のバロティーヌ ゆずのめぐ実ソース」(まきゃさん)、「コマツナ麺 さっぱりゆずぽん味♪」(ロップさん)の3品が選ばれた。受賞者には「野菜詰合せセット」などの賞品が贈られた。
西船橋の「居酒屋 一九」(西船4-26-3)ではコラボメニューが登場し、下総中山の「やきとり鳥はし」(本中山3-19-11)ではアレンジレシピを提供するなど、飲食店との連携も見られた。
下田さんは「使用された船橋ブランド小松菜は、環境に配慮した農業に取り組む『西船橋葉物共販組合』の生産者が育てたもの。今後も高品質な小松菜をアピールし、地域のみなさんに手に取ってもらえるようPRしていきたい」と意欲を見せた。
ふなっこ畑所長の栗島貴大さんは「レシピコンテストが好評だったので、今後も船橋産の野菜を活用したイベントを開催していけたら」と話している。グランプリレシピは、ふなっこ畑店頭でも配布中。