イオンモール船橋の屋上「Sportivo船橋店」で初のフットサル大会、市内および近隣から7チーム参加
2/27(日)イオンモール船橋の屋上「Sportivo船橋店」で初のフットサル大会
市内および近隣から7チーム参加
イオンモール船橋の屋上階にある多目的コート「Sportivo(スポルティーヴォ)船橋店」(船橋市山手1-1-8イオンモール船橋、TEL047-407-1701)で2月27日、同施設で初となるフットサル大会「Sportivo U-8 CUP」が開催され、市内からは2チーム、近郊から5チームの参加があった。
「Sportivo U-8 CUP」は、「Sportivo」が関東近郊で展開する全8店舗の中で、同社が主催する初の大会となった。同施設の経営母体である「フロムワン」(本社:東京都中央区)の事業本部・佐々木理方(ただすけ)さんは「コロナ禍において試合がなくなってしまい、特に1・2年生のお子さんは『試合経験が少ないため、試合ができるようにしてほしい』という声を保護者の方から聞いていた。そこで当施設を通じてつながりのあった花井さんと話をしていたところ、開催がトントン拍子で決まりました」と経緯を話す。
大会ルールや出場チームに声を掛けたのは、花井誠寿(まさとし)さん。花井さんはサッカー業界でコーチなどに携わってきたほか、「KUVERA(クヴェラ)フットボールパーク」(鎌ケ谷市軽井沢)で開催する「KUVERA CUP」などの大会運営のほか、船橋では以前、豊富小学校体育館で「フットサークルZERO」の活動もしていた人物。
同大会への出場の上限は8チーム。申込みは8チームの上限に一時期達していたが、開催直前になって諸事情により出場キャンセルが出たため当日出場したのは7チームとなった。東京都内や千葉市などからの参加のほか、船橋市内からは「高根東SSS」「ヤングパイン」が出場した。
試合はコート2面を使って各試合が進められた。コート上にはネットが貼ってあることから、同大会では、天井ネットにボールが当たった場合は、天井ネットに触れた地点から相手チームのフリーキックになるという独自ルールも設定された。
各試合とも熱戦の結果、優勝は「ヤングパイン」、準優勝が「イーグルス」となり、優勝チームにはメダルが贈られた。大会を終えて佐々木さんは「今日はすごい試合がいっぱいあって感動しました。いいものを見せてもらいました」と閉会式で挨拶。
「ヤングパイン」の関係者は「コロナで試合も減っているものが多いなか、こうして地元船橋で試合ができるのはうれしい。これからも開催を期待している」と話し、「高根東SSS」の選手は「いつも家族で来ているイオンに、今日は試合で来られて楽しかった」と感想を話した。
同施設は昨年12月に店名を「キャプテン翼スタジアム船橋店」から「Sportivo船橋店」へと変更。同施設は人工芝フットサルコート2面に加えて、屋外バスケットコート1面の合計3,000平方メートルの広さを誇る。レンタルコートとして利用希望者にコートを貸し出すほか、ジェフユナイテッドによるサッカースクールや千葉ジェッツふなばしによるバスケットスクールも開催している。さらにフットサルを楽しみたい人が集まってプレーする「個人フットサル(個サル)」にも力を入れている。
佐々木さんは「私たちはこの場所が利用者さんにとってのサードプレイス的な存在になってもらえたらと思っています。大会のほかにも、独自のコネクションを生かして、この船橋店から新しいビジネスの発信をしていきたいと思っています」と意気込みを見せる。
3月に開催予定の大会としてはU-7大会(1年生)を3月6日に予定し、3月13日にはU-9の大会を予定している。