習志野台団地の自治会イベントとして市内農家の野菜販売、地域住民の交流の場を目指して

  2022/3/2
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以下は 2 年前に書かれた内容です

3/2(水)習志野台団地の自治会イベントとして市内農家の野菜販売

地域住民の交流の場を目指して

 習志野台団地管理事務所・集会所前の広場(船橋市習志野台3)で3月2日、習志野台団地自治会が市内農家「重兵衛農園」(船橋市高根町)による野菜販売イベントを初開催した。

 同イベントの主催は習志野台団地自治会。開催に至ったのは、「国産の野菜を食べ続けたい」と願う80代の役員メンバー・磯さんと、市内の情報に詳しい40代の若者メンバーからの情報提供がきっかけとなった。

 近年、自治会役員になったメンバーの一人である森川佳代(ペンネーム:雪道)さんは、ポスティング型フリーペーパー「ちいき新聞」(発行:地域新聞社(八千代市勝田台北)のレポーター。昨年12月、森川さんは廃棄野菜救出プロジェクトなどを仕掛けている市内農家「重兵衛農園」を紹介する記事を執筆し、誌面にその記事が掲載された。

 その記事には、重兵衛農園が減農薬で野菜を育て、土作りにも力を入れていること。ニンジンをはじめ、廃棄される野菜を無くしたいという重兵衛農園の園主・仲村学さんの思いが綴られていたほか、野菜の移動販売をしていることも記されていた。

 その記事を見た磯さんは「国産の野菜を大事にしたいと思っている。産地直送の野菜をぜひ団地のみなさんにも食べてもらいたい」と森川さんに相談。森川さん経由で「重兵衛農園」仲村さんとトントン拍子に話がまとまり、広場での販売会が決まった。

 仲村さんは「移動販売で金杉台団地での販売会もしたことがありますが、買い物に行くこと自体が不自由な方もいらっしゃるかと思います。困っている人の助けになることであれば、いろいろとやっていきたい」と話した。

 当初は2月中旬で開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大が広がっていたため開催を延期し、3月2日での開催となった。自治会役員で広報を担当する松山飛鳥さんは「今回は初回ともあって、ポスターを団地内に掲出。あとは団地自治会のインスタグラムで告知した程度にとどめました」と話す。

 森川さんは「今はなかなかイベントができない。人が集まって話すことも難しいが、こういう場があることで、外に出るとか、久しぶりに誰かと会って会話をするきっかけにもなればいいと思う」と話す。「今後は月1回とか、定期的に販売会ができたらいい」と役員メンバーは笑顔を見せた。

  • 重兵衛農園の仲村さん夫妻

  • 広場では夏は夏祭り、冬はイルミネーション点灯なども行う

  • ポスターは森川さんの夫が自主的に制作した

以上は 2 年前に書かれた内容です
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