
船橋競馬場で7年ぶりの「ふれあい広場」 船橋ケイバ所属ジョッキーによるチャリティオークションなども
10/18(土)船橋競馬場で7年ぶりの「ふれあい広場」
船橋ケイバ所属ジョッキーによるチャリティオークションなども
船橋競馬場(船橋市若松1-2-1)で10月12日、「船橋競馬場ふれあい広場」が7年ぶりに開催され、競馬ファンや小さい子どもを連れた家族などでにぎわった。
同イベントは千葉県競馬組合が主催するイベントで、。地域住民や競馬ファンへの地域還元と、競馬場への理解をより一層深めてもらおうと開催していたが、2017年以降は開催を見送り。今年7年ぶりの開催となった。
開門と同時に競馬ファンは、実際にレースで使用されたゼッケンを1枚500円で購入できる「チャリティゼッケンバザー」の会場で目当ての商品を手に入れる人や、ジョッキーも参加する「ミニ運動会」への先着申し込みに列を成した。
チャリティオークションでは、船橋ケイバ所属ジョッキー・川島正太郎騎手、張田昇騎手、本田正重騎手、元橋孝太騎手らの勝負服などが出品され、ステージ上で騎手が商品を紹介すると、参加者は挙手で金額を伝える形で商品が次々と競り落とされた。
会場内にはさまざまなブースが設けられ、同競馬場で競走馬の世話などをする厩(きゅう)務員らもブースを出店。「蹄鉄輪投げ」などのミニゲームコーナーを設けていた。
また、出店ブースの半分以上は千葉県畜産協会によるブースとなり、千葉県酪農農業協同組合、千葉県養蜂協会、房総ポーク販売推進協議会、千葉県卵業協会のブースでは、県内の養蜂家や養鶏所からの出店ブースも構えていた。
県の農場HACCAP認証農場を紹介するブースには、船橋市から2園が出店し、「奈良養鶏園」(船橋市馬込町1161)は卵を、「皆川牧場」(船橋市鈴身町84-2)は同園で搾取した牛乳を使って作るチーズの販売を行った。
なお、同イベントでは、ゼッケンバザー、騎手や調教師のオリジナルグッズ販売、厩務員によるゲームコーナーの売り上げは金沢競馬場の復興事業に充てられるほか、チャリティオークションによる売上金と前出の売上金は福祉事業に寄付される。