
船橋駅周辺で音楽ライブ各所で開催「ふなばしミュージックストリート」 128組が参加、県外からの参加者も
10/22(水)船橋駅周辺で音楽ライブ各所で開催「ふなばしミュージックストリート」
128組が参加、県外からの参加者も
船橋駅周辺各所を会場として10月18日、19日、「第12回ふなばしミュージックストリート」が開催され、時おり小雨が降るなか、会場各所で音楽ライブなど全プログラムが実施された。
2014(平成26)年から「音楽でまちを元気に!」をテーマとして始まった同イベント。12回目となる今回は、「#繋がろうミュージックパワー!」を合言葉に、昨年よりも多い128組が出演。県外から何年も出演し続けている人もいるという。
30人を超えるボランティア実行委員と多くのボランティアスタッフの協力のもと、盛大に開催され、中でも「今年は特に学生ボランティアスタッフの参加が多かった」と関係者は話す。
同イベントのメイン開催日を前に、今月13日にはイオンモール船橋(船橋市山手1‑1‑8)で「船橋市民ステージ」、14〜16日には「バックストリートミュージック」として飲食店8店舗を会場に、アーティストによる弾き語りライブも展開した。
メインとなった18日・19日は、北口おまつり広場、東武百貨店屋上、京成船橋‐船橋フェイスビル連絡デッキ、船橋スクエア21ビル前、天沼弁天池公園、船橋市民文化ホールなど計6会場でステージを展開。ライブパフォーマンスが各所で1日15本前後行われたほか、19日にはきららホールで「弾き語りコンテスト」、文化ホールでは「学生バンドコンテスト」も行われた。各会場、演奏される音楽ライブのジャンルはさまざまで、ポップス、アコースティックポップス、フォーク、ジャズ、ラテン、ロックなどのほか、箏曲、吹奏楽、ゴスペル、コーラスなど、多彩な音楽が街にあふれた。
19日の夜は、出演者や実行員も集まっての「フィナーレ」を実施。今年は会場を市民文化ホールに移し、「学生バンドコンテスト」「弾き語りコンテスト」の受賞者もパフォーマンスを披露した。フィナーレを迎え、実行委員長・鶴見竜也さんは「本当にたくさんの人の思いやりと力で無事に開催できた。ありがとうございます」と感謝を伝え、松戸徹船橋市長は「演奏しているジャンルも幅広く、ボランティアのいろんな人のつながりで開催できている。遠くからも来てもらえ、素晴らしいイベントとなっている。来年以降もよろしくお願いします」と挨拶があった。
フィナーレの最後には前実行委員長である声松(こまつ)優一さんが作詞・作曲した「皆が輪になって」を、声松さんのピアノ伴奏で、ステージと観客が一体となって歌い、イベントは締めくくられた。
今回初めてボランティア参加したという市内在住の女性は「船橋に引っ越して来てまだ間もないが、初めてボランティアとして参加させてもらった。私は趣味でギター演奏をするけれど、コンテストなどで素敵な演奏を間近で見れたし、貴重な経験ができた。ボランティアの打ち上げにも行ってみようと思う」と笑顔で会場を後にした。