「船橋市小・中・特別支援学校 造形作品展」は今年もオンラインで、ウェブ上でじっくり見られる形式に
3/3(木)「船橋市小・中・特別支援学校 造形作品展」は今年もオンラインで
ウェブ上でじっくり見られる形式に
船橋市教育委員会は1993(平成5)年から「船橋市小・中・特別支援学校 造形作品展」を船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1)で開催してきたが、このコロナ禍において、昨年度は動画で開催。今年度はウェブ上に特設サイトを設け、3月1日から作品展が始まっている。
同展示会は船橋市民ギャラリーのオープンをきっかけにスタートしたもので、「子供たちの色・形・夢」をテーマに小学校・中学校・特別支援学校の合同造形作品展として開催が続いている。
船橋市の小学校55校、中学校27校、特別支援学校の各学年から図画工作・美術の学習成果となる作品が集まり、これまでは約3500点の作品を市民ギャラリーで展示していたが、昨年度はオンライン作品展へと切り替え、YouTubeを介して動画で各作品を紹介した。
しかし今年度はウェブサイト作成ツール「Googleサイト」を使って、教育委員会が特設サイトを作成。サイトでは学校ごとにページが設けられ、学校ごとのページ内に学年別で作品が閲覧できるようになっている。
教育委員会は「1月後半より学級閉鎖や学校閉鎖となる学校もある状況を踏まえ、昨年度に続きオンラインでの開催をすることとなりました。市民ギャラリーにおいて子どもたち一人一人の心豊かに表現した作品を展示することができず大変残念ですが、ホームページの画面を通じて、船橋市内の各学校で生まれた子どもたちの創造の世界をどうぞご鑑賞ください」と同展示会を紹介している。
展示サイトでは、学校によっては作品や取り組みついての詳細な説明を記載しているものもある。中には作品ひとつひとつに対し、生徒自身が工夫を凝らした点などの解説を添えている学校もある。同展示会を担当する教育委員会学校教育部指導課・日野原岳ニさんは「すばらしい作品がたくさんあります。ホームページなので、ゆっくりじっくりと見られるようになっていますから、ぜひお気軽にご鑑賞ください」と呼び掛ける。
作品展は3月31日まで。
関連サイト:https://sites.google.com/gs.funabashi.ed.jp/r2-zoukeiten/