
東武百貨店船橋店で「マッシュルームメニューフェア」 和洋女子大学生が考案したメニューを提供
10/24(金)東武百貨店船橋店で「マッシュルームメニューフェア」
和洋女子大学生が考案したメニューを提供
東武百貨店船橋店(船橋市本町7-1-1、TEL 047-425-2211)で10月30日~11月19日、「千葉県産マッシュルームを使ったグッドバランスメニューフェア」を開催する。
同フェアは、和洋女子大学(市川市国府台)家政学部健康栄養学科との産学連携企画で、学生が千葉県産マッシュルームを主役に考案したオリジナルメニューを、館内の飲食・喫茶・食料品売り場で販売するもの。
千葉県のマッシュルーム産出額は令和4年時点で全国1位を誇る。主産地は旭市、香取市で、香り高くジューシーな食感と、大きくて肉厚なのが特徴となっている。
参加した14人の学生は、2人1組の7チームに分かれ、6月に実施された顔合わせ会で各店舗の担当者と交流し、メニューを提案。その後、試作や試食を重ね、メイン食材の千葉県産マッシュルームに季節の食材を組み合わせ、栄養バランスを意識したり、彩り豊かな見た目に仕上げたりと工夫を凝らした7種類のメニューを完成させた。
今回の商品化メニューのうち、「青じそ香るマッシュルームオムライス」(7階レストラン街「ダッキーダックキッチン」、単品1,230円/セット〈サラダ+スープ+ドリンク〉1,800円)、「マッシュルームと牛たんの味わいセット 満腹定食」(7階レストラン街「牛たんと和牛焼き 青葉」、1,980円)、「贅沢マッシュルームのワッフル~バルサミコソースを添えて~」(5階2番地「カフェカッチーヌ」、単品900円/ドリンクセット1,370円)の3品には、「まさかの組み合わせ!?学生ならではの発想で変わり種メニューを考案」との副題が付けられている。
さらに、「秋の味覚 マッシュルームコース」(7階レストラン街「銀座ハゲ天」、2,300円)、「秋しぐれ」(同「永坂更科 布屋太兵衛」、2,200円)、「マッシュルームとひれかつ定食」(同「いなば和幸」、1,800円)、「手作り 和ッシュルームコロッケサンド」(地下1階3番地「メルヘン」、648円)の4品には、「ありそうでなかった!マッシュルームの揚げもの三昧」との副題が付いている。
「秋しぐれ」の開発を担当した盛彩希さんは「洋食のイメージが強いマッシュルームを、和食として考えるのに苦労した。試作でマッシュルームを丸ごと揚げた天ぷらを食べた時『こんなにジューシーでおいしかったんだ』と驚いた」と、今回のメニュー開発に携わり、自身にも学びがあったことを語った。
「贅沢マッシュルームのワッフル~バルサミコソースを添えて~」を担当した長谷川香凛さんと幅田莉楽さんは、「最初はパウンドケーキなど甘いものを考えたが、マッシュルームに合わせて塩気のあるメニューに切り替えた。生地にも塩味を加え、店の担当者と試行錯誤を重ねてこの形にたどり着いた」と話す。「一番苦労したのはソース。色味や味わい、皿に盛り付けたときの流れ方まで考え、粘度にもこだわった」と出来栄えを誇った。
販売推進部担当部長の平田航介さんは「千葉の特産品をもっと広げたい。たくさんの方に、まずは千葉のおいしさを知っていただき味わってほしい」と意気込みを見せた。
商品価格はすべて税込。店舗により販売時間や提供数の設定が異なる。