船橋のカードクリエイター・こだまさん 15年かけた最新作「WORLD BACCARD」販売開始
10/24(金)船橋のカードクリエイター・こだまさん
15年かけた最新作「WORLD BACCARD」販売開始
船橋市内住むカードクリエイターの「こだま」さんが10月19日、オリジナルカードゲーム「WORLD BACCARD(ワールドバッカード)」の販売を始めた。
小学生の頃からオリジナルのカードゲームを作り続けているこだまさん。今回の作品は通算21作目となる。友人との遊びから始まった創作活動は15年にわたり続き、試作と改良を重ねた末に現在の形にたどり着いた。「これにたどり着くまでに10年以上かかった。制作期間で言えば15年くらいかもしれません」と振り返る。
最近では、松が丘公民館や松が丘プレーパーク「わくわくパークfun time」でカードゲームを子ども達に楽しんでもらっているという。1セットが52枚で構成され、カードのイラストはこだまさんのオリジナルキャラクターのほか、同所で知り合った子どもたちを含む12人以上が手がけた。キャラクターの名前や説明文も描き手自身が考え、プレーパークでの交流を通して生まれた作品も多い。
ゲームは1つのデッキで子どもから大人まで幅広く楽しめるルール構成になっており「大人でも楽しめます。一発逆転がすごいです」とテストプレイに参加した来場者の声もあった。
こだまさんは「遊びは自分で作れることを体験してほしい。地域の子どもたちの絵がカードになり、誰かの手に渡って遊ばれる循環を広げたい」と話す。
今後は公民館などで体験会を開き、来場者がその場で描いた絵をカード化するワークショップの開催も検討している。カードゲームは松が丘プレーパークや駄菓子屋で販売する。価格は1セット500円。売上のうち100円は松が丘の同施設の活動費に充てる。こだまさんのInstagramアカウント(@world_baccard)で販売や体験会の情報を発信している。








