船橋大神宮近くに「だし料理」の店「なごやすみ」住宅街の一角で夫婦が営む
11/7(金)船橋大神宮近くに「だし料理」の店「なごやすみ」
住宅街の一角で夫婦が営む
船橋大神宮近く宮本5丁目の閑静な住宅街に、だし料理とデザートを提供する店「なごやすみ」(船橋市宮本5-8-11、TEL050-1293-2926)が10月16日にオープンした。
店舗は自宅1階部分を店舗用に改装、夫婦で切り盛りする。10坪ほどの店内はカウンター5席とテーブル14席の計19席。
木材を生かした温かな内装とシックな壁紙が特徴の和モダンテイストで統一、テーブルと椅子はかつてこの地に建っていた家の大黒柱や梁を再利用して製作したものだ。
店内には、日本舞踊をたしなんでいたという親族が使っていた和服の帯を装飾にあしらうなど、家族の歴史を感じさせる空間になっている。
こうした店舗内外の全体デザインは市内中心に活動する森啓祐さんが担当した。
メニューは、看板料理の「肉水」を中心に、豚の生姜焼きや西京焼きなどの定食、一品料理もそろえる。アルコール類は地域の常連客を対象に焼酎やビールなど幅広く用意。
夫婦が5才の子育て家庭なので家族連れでも訪れやすい価格帯とメニュー構成、雰囲気や店内レイアウトを心がけている。
「肉水」は大阪の郷土料理を参考にした出汁の効いたスープで、うどん入りとご飯付きのセットを選べる。デザートには自家製のチーズケーキやクリームブリュレ、フレンチトーストなどを用意する。
昼はランチ、午後はカフェ、夜は一品料理と酒を楽しめる構成。貸し切りにも対応しており、寺町の宮本地域という場所がら法事や地域の集まりなどの利用を想定しているという。
住宅地のため周辺住民の利用を主なターゲットとし、「いつ来てもゆっくり過ごせる場所」を目指している。
店主でキッチン担当の鳥光隆真さんは「ひっそりと、でも長く愛される店にしたい。地域の方が気軽に寄れる“なごやかな休み処”になれば」と話している。










