船橋市民ギャラリーで「鳥と海の生きもの」アート展 漁師と絵本作家がクロストークも
船橋市民ギャラリーで「鳥と海の生きもの」アート展
漁師と絵本作家がクロストークも
JR船橋駅南口から国道14号方面へ徒歩約7分の船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1、TEL047-420-2111)で9月12日・13日、「鳥と海の生きものアートフェスティバル in 市民ギャラリー」が開かれた。鳥や海の生き物をテーマに作品展示や体験企画を展開した。
会場ではアート作品の展示やワークショップ、船橋の海を題材にした企画として絵本「コノシロさんちのハルちゃん」を紹介。
ワークショップ参加者が魚の「ハルちゃん」などを描き、スキャンした絵が大画面の海の中を泳ぐ体験企画も実施した。
12日には、同絵本の原作者で船橋の漁業に長年携わってきた大野和彦さんと、絵を担当した船橋在住の絵本作家・小倉正巳さんによる特別対談も行われた。
大野さんは漁師を退いた後、後継者支援のほか、学校や幼稚園、保育園で海洋教育や食育に取り組んでいるといい、子どもたちに東京湾や漁業を身近に感じてもらおうと絵本を企画した。
主人公に選んだのは、船橋で水揚げされるコノシロ。大野さんは対談で、成長するとシンコ、コハダ、ナカズミ、コノシロと呼び名が変わる一方、大きくなると小骨が気になり商品価値が下がる魚だと説明した。こうしたコノシロの特徴と船橋の海の環境を物語に盛り込み、幼い世代にも伝わる絵本を目指したという。
小倉さんは、大野さんから絵本制作を依頼するメールを受け取ったことが始まりだったと振り返る。当時はコノシロを知らなかったというが、魚の成長と船橋の海の環境変化を子どもたちに伝えたいという企画に賛同。
大野さんが考えたストーリーや登場人物、セリフを基に、幼稚園や保育園の子どもにも伝わりやすい表現を意識して絵にした。
大野さんは絵本を通じ、「子どもたちが家族に船橋の魚や海のことを話し、船橋漁港へ足を運ぶきっかけになれば」と期待する。










