津田沼駅周辺を巡るスマホを使ったイベント2つが同時開催、市境を探すクイズラリーとフォトコンテスト

船橋

2021/8/9


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8/9（月）津田沼駅周辺を巡るスマホを使ったイベント2つが同時開催

「市境を探すフォトラリー」と「#ツダヌマスターフォトコン」

　津田沼駅周辺をテーマに、現在、スマートフォンを使って参加者が各々のタイミングで参加する2つのイベント「JR津田沼駅市境を探すフォトラリー」と「#ツダヌマスターフォトコン」が同時開催されている。

　「JR津田沼駅市境を探すフォトラリー」は津田沼駅北口の商店会「船橋市前原商店会」が主催する企画。JR津田沼駅周辺の地図とフォトラリーの回答を記入する用紙を配布またはホームページからダウンロードしてもらい、参加者はその用紙を見ながら駅周辺6カ所の市境となっているチェックポイントを訪ね、チェックポイントに貼り出されているQRコードを読み込んでキーワードを埋め、ゴールである郷土資料館で「これで君も津田沼マスター」認定カードを受け取るというもの。さらに、キーワードを集めた後は商店会で特典が受けられるといった、街ぐるみのイベントとなっている。

　同商店会会長の大塚智明さんは「今年も残念ながら毎年行ってきた『津田沼ふれあい祭り』は開催できませんでした。そこで、コロナ禍でできるイベントとして何かできないかと検討したところ、前回出されたまん延防止等重点措置の際、津田沼駅周辺では、船橋市と習志野市で適用の有無があったことから、船橋市内の店は休業しなくてはいけないののに、隣の店は適用がないという状況が話題となった。同時に、私たちも意外と市境って知らないねという話もあり、フォトラリーをやるのはどうかと企画しました」と話す。

　市境はパルコの敷地内やJR津田沼駅構内にもあるため、各所に協力を依頼したところ二つ返事で協力を得られたともいう。「今回の企画のため、駅のホームには駅員がオリジナルで作った市境を示すシールが貼ってあります。ぜひ見てみてくださいね」と津田沼駅助役・遠藤さん。

　さらにこの企画には郷土資料館（船橋市薬円台4-25-19）も協力。同館は各チェックポイントで流れる動画内の昔の津田沼駅周辺の写真や解説に協力しているだけでなく、参加者が6つのキーワードを集めたうえで郷土資料館に行くと「これで君も津田沼マスター」認定カードを贈呈している。

　一方、8月1日から開催されているもう1つのイベントは、津田沼駅周辺の飲食店紹介を中心としたWEBメディア「ツダヌマスター」が同メディアの1周年を記念してインスタグラムを使った「フォトコンテスト」。

　同メディアの編集長・齋藤紹太（しょうた）さんは「日頃の感謝を込めて何か皆さんと一緒に楽しめる何かをできないかと企画しました」と話す。「コロナ禍であっても、フォトコンテストなら各々で行けるのでイベントが成り立つ。自分は飲食店さんにとても恩を感じているので、飲食店さんにつながることできたらとも思った」とも。

　同コンテストはインスタグラムで「ツダヌマスター」をフォローしたうえで、津田沼周辺の飲食店やスポットの写真を「#ツダヌマスターフォトコン」とタグを付けて投稿するだけで応募が完了する。

　応募期間は9月10日までとなり、8月1日～9月10日の間に投稿された写真の中から入賞者が決定され、入賞者には同地域の協賛店から集まった商品がプレゼントされる。グランプリ賞は習志野商工会議所から提供される「習志野ソーセージ」（5人）。

　「こうした企画で他の人の投稿を見て、自分が知らなかったり行ったことがなかったお店に足を運んでもらえるきっかけになったら」と齋藤さん。

　前原商店会会長の大塚さんは「今回、たまたま同じ時期でのこうしたイベントの開催でした。『ツダヌマスター』さんの企画は私たち前原商店会でも賞の協力などで関わらせてもらっています。また、コロナ禍の今、イベントを開催するにあたっては主催側を小さくしておくことも大切と考えています。緊急事態宣言の発出などで状況が変わった場合、主催側がすぐに対応できる範囲にしておかなくては。そのため今回のフォトラリー企画についても、各所と連携していますが、主催はあくまでも自分たちだけに留めました」と話す。

　さらに大塚さんは「フォトラリーで津田沼の街を巡りながら街を撮影し、同時にツダヌマスターさんのフォトコンテストにも応募してもらえたらいいですね」と笑顔を見せた。