NO.87 円ブリオ基金を知っていますか? 「生命尊重センター」センター長 白子神社 宮田宮司 白子町

  2024/6/15
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現在日本は、少子高齢化社会と言われています。
出産率の低下、晩婚化など理由が上がっています。
その中ですべての命を救うことは出来なくても、せめて経済的な事情だけで堕胎する命を救いたいと活動している団体が「生命尊重センター」です。
昭和57年 マザーテレサが再来日された時の「日本はとても美しい国だが、中絶が多く、心の貧しい国だ」の呼びかけから昭和59年に有志が集まって発足しました。
現在、毎月「生命尊重ニュース」を発行し、命をテーマにメッセージが掲載されています。


小さな命を救う「円ブリオ基金」

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団体の代表でありセンター長の宮田宮司にお話しを伺いました。
まず、命はいつから存在するのか?貴方はどう考えますか?と質問されました。
記者である私は、お母さんのお腹にいる時からだとお答えしました。

ここがとても大事なことだと指摘されました。
出産した子どもを一人の命とするか?受胎した時からを一人とするか?がこの団体の活動の柱となっているからです。
1年間に失われる胎児の生命は届け出(産婦人科医の任意報告)だけでも12万3千人。そのうち、十代の中絶件数は、約9千6百件。(届け出だけでの数字です。実際はその倍件数あるのではないかと推定)
かけがえのない命が失われていることを知ってほしいと宮田宮司からお話頂きました。
2024年5月15日現在、発足からこつこつ活動を継続し「円ブリオ基金」として集めた資金を使って1058人の出産に寄与されています。
生命尊重センターでは、お腹の赤ちゃんとお母さんを温かく迎える町づくりの啓発活動、相談と支援で赤ちゃんとお母さんを実際に救う活動、国や自治体への要望活動が行われています。
宮田宮司が嬉しそうに話してくれたことは、「ある集まりに呼ばれた時、円ブリオ基金で出産した赤ちゃんが大学生になって、学校の先生を目指していると知り、この活動が無ければこの学生はいない、存在しない命になっていたはず、たった一人のこの命を救うことが出来て本当に良かった」と感動されたそうです。

https://www.embryokikin.com/index.html

命がテーマの座談会「おひさま」

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近隣では、鎌取コミュニティーセンターで、月に1度、「おひさま」という座談会を、元むなかた助産院の賀久はつ先生が中心となり医療の知識と永年の経験を妊婦から子育て世代を中心に命をテーマに安心して様々な相談ができる集まりを開催しています。
参加費は500円ですが、全て「円ブリオ基金」へ納めています。
命をどのように考えるか?
子ども達の未来は無限です。
子育て中のお母さんにはぜひ、「おひさま」に立ち寄ってもらいたいと思います。
反抗期、不登校児などの問題も幼児期の育児、もっと前の妊婦の過ごし方で変わるとはつ先生は経験から具体的なアドバイスをされます。お孫さんのいるシニアのかたも参加されると良いですね。

取材・ライター 女将こと牧由美
*掲載内容は取材日時点のものです。

DATA
生命尊重センター
HP Seimeisontyou.org
おひさま
開催場所 鎌取コミュニティセンター
日時  毎月第1火曜日 11時~13時
参加費 500円(円ブリオ基金は寄付)
*予約なしで参加可能です。
もばらって編集部
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茂原市周辺を拠点に仕事や地域活動などに取り組む女性たちが集まって編集部を結成! 茂原市&周辺地域の人、物、場所、イベント、ニュースなど...
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