市場小学校で創立40周年記念式典 歴代校長なども参加
2/4(火)市場小学校で創立40周年記念式典
歴代校長なども参加
船橋市立市場小学校(船橋市市場1-5-1)で1月31日、創立40周年記念式典が行われた。
同校は峰台小学校の児童数の増加に伴い1985(昭和60)年4月に開校し、2021年に開校した塚田南小学校の次に新しい小学校。現在の児童数は273人(1月20日時点)。同日は、松戸徹船橋市長や松本淳教育長、同校の元校長、元PTA会長や地域自治会、スクールガードなどの来賓も参加した。
式典の第1部では松戸徹船橋市長をはじめとした来賓を迎え、40周年記念事業実行委員長でもあるPTA会長・堀江悠司さんのあいさつや記念品目録贈呈などが行われた。
生井敏昭校長は「708人でスタートした市場小学校は、児童数が大きく変化した学校。JR社宅の跡地にマンションが完成すると、また児童数が増えると思う。市場小の誇りの一つは、船橋の友好都市である中国・西安市との交流。30年間交流しているが、昨年夏には8年ぶりに西安の大雁塔小学校が来校した。海外の子どもたちと交流し仲良くできる市場小の子どもたちを誇りに思う」と話し、「160歳を超えているシンボルツリーのけやきの木のように、大地にしっかり根を張り、夢に向かってたくましく生きていきましょう。そして地域から愛される学校となっていきましょう」と呼びかけた。
同校出身だという堀江さんは「小学校時代に10周年を祝ったことを覚えている。そして楽しかった記憶がある。皆さんも明るく元気に過ごして、新しいこれからの歴史を作っていきましょう」とあいさつをした。
松戸徹市長は「皆さんが校歌をしっかり歌ったり、話をしっかり聞いている様子を見て、市場小でしっかりと育っているということが伝わってきた。また中国の小学生と交流したのは市場小だけ。皆さんが歴史を作っている主人公だし、夢を持ってこれから大きく羽ばたいてほしい」とエールを送った。
一部の最後には児童を代表して6年の加藤千遥さんが「6年の間に、友だちが塚田南小に移ったり、JR社宅にあったバナナ公園がなくなったり、さみしくなったが、縦割り活動や昼休みなど楽しかったことも多い。中国の小学生との交流はタブレットを使ったりして会話して、忘れられない思い出もできた。これからもいろいろなことが大切に受け継がれていくといいなと思った」とあいさつをした。
第2部では、同校出身者が「市場小のみんなに伝えたい 夢の見つけ方とかなえ方」をテーマに講演。子どもたちは積極的に手を挙げたり質問もしたりして、熱心に耳を傾ける様子が見られた。式典の最後は全児童による合唱が行われた。