「船橋のなし」幸水が初出荷 「今年の梨は一段と甘い」と生産者

  2025/7/30
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7/30(水)「船橋のなし」幸水が初出荷 

「今年の梨は一段と甘い」と生産者

 ふなばしふなばしアンデルセン公園北ゲートの近くにある「JAいちかわ船橋梨選果場」(船橋市豊富町688)で7月28日、「船橋のなし」が今シーズン初出荷がされた。

 同選果場には船橋市北西部を中心とした梨生産者の梨が集まり、地域の農家たちが共同で選別を行い、梨を出荷する。

 同日は、農協に出荷する農家のうち17軒の農家から「幸水」が集まった。JAいちかわ経済部船橋経済センター副調査役の中村幸一郎さんは「今日集まった梨はまだ小ぶりなものも多い。梨は玉が大きいものが好まれる傾向もあり、そういう梨もそろう盛りは8月10日頃になるだろう」と話した。

 同日に梨を納めた市内生産者の一人、鈴木明道さんは「今は小ぶりなスタート。梅雨時期に雨が少なかったこともあって、とても濃密な味になっている。いつも以上に甘い」と出来栄えを話した。

 「災害リスクや価格高騰など大変なこともいろいろあるが、今日こうして無事に収穫時期を迎えられ、出荷もでき、正直ホッとしている」とも鈴木さんは明かした。

 JAいちかわ船橋梨選果場運営委員会の委員長を務める玉井由孝さんも「いつも以上においしい梨になっています。ぜひ多くの方に食べていただきたい」と呼びかけた。

  • 市内農家が当番制で選果し、その後パートスタッフが手で箱詰めしていく

  • 「船橋のなし」の段ボール

  • 「幸水」が選果場に次々と運び込まれた

  • JAいちかわ船橋梨選果場運営委員会・委員長の玉井由孝さん

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