三咲公民館で「夏休みこどもポスター教室」開催 、市内出身の絵本作家・U-sukeさんが描き方指導

  2025/8/9
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8/9(土)三咲公民館で「夏休みこどもポスター教室」開催

市内出身の絵本作家・U-sukeさんが描き方指導

 三咲公民館(船橋市三咲3-5-10、TEL 047-448-3291)で7月30日から8月1日まで、小学3~6年生を対象とした「夏休みこどもポスター教室」が開催された。大穴北小学校と三咲小学校の児童13人が参加し、3日間にわたりポスター制作に取り組んだ。

 講師を務めたのは、船橋市出身の絵本作家でイラストレーターのU-suke(ゆうすけ)さん。大穴北小学校・大穴中学校の卒業生で、現在は絵本製作のほか、雑誌や書籍、企業キャラクターなど幅広く手がけている。

 三咲公民館の企画担当・長岡徳子さんは「ここ5年ほど、夏休み企画として読書感想文の講座を行っていたが、担当変更に伴い、内容を見直した。昨年ポスター教室を行った習志野台公民館が改修中なこともあり、紹介を受けU-sukeさんに依頼することになった」と話す。

 初日は、宿題として提出する際のコンクールの応募要項をしっかりと読むことや道具の準備を「料理の下ごしらえ」に例え、ポスター制作に必要な基本をわかりやすく解説。

 講義の後は、子ども達がそれぞれ用意した図案や資料を参考に、下描きに取りかかった。はじめは緊張していた参加者も画用紙を前に鉛筆を握ると、積極的にU-sukeさんに声をかけ、構図などを相談。アドバイスをもらいながら、自由な発想で下絵を描く様子が見られた。

 2日目は下描きの続きを行い、完成した子から順に着色を開始。絵具セットを広げて塗る子や、絵具と色鉛筆・カラーペンを併用する子も見られ、各自の個性が表れた作品が仕上がりつつあった。

 3日目は仕上げに入り、完成した作品を順にスクリーンに映して講評を実施。U-sukeさんが一人ひとりの絵の良い点を伝え、最後は作品を掲げて記念撮影を行い、3日間の講座は幕を閉じた。

 U-sukeさんは「絵には正解がない。それぞれの絵のいいところを見つけて、うまく描けていたらみんなの前で褒める。そうすることで喜びを感じたり、自信がつく」と話し、「船橋は自分が育った街。これからも機会があれば積極的に子ども達に絵を描く楽しみを伝えていきたい」と意欲を見せた。

  • 質問を受け、指導している様子

  • イラストで分かりやすくコツを説明

  • 絵具と色鉛筆を組み合わせて着色する子も

  • 個性豊かな作品が仕上がった

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