
船橋アリーナで「船橋市卓球バレー交流中央大会」 本戦出場24チームから準優勝は小学生チーム
10/23(木)船橋アリーナで「船橋市卓球バレー交流中央大会」
本戦出場24チームから準優勝は小学生チーム
船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)サブアリーナで10月13日、「第3回船橋市卓球バレー交流中央大会」が開催され、市内各地区での予選を勝ち抜いてきた24チームが参加し、競技と交流を兼ねた熱戦が繰り広げられた。
同大会は、障がいの有無や年齢に関わらず誰もが楽しめるユニバーサルスポーツとして「卓球バレー」を広めようと、船橋市ユニバーサルスポーツ協会が主催。今年で3回目の開催となった。
市内在住・在勤・在学の小学生以上を対象に6月から9月にかけて地区大会を実施し、勝ち抜いたチームが同中央大会に進出する。
出場した24チームの所属はさまざまで、「障害者センターチーム」、船橋市スポーツ推進委員協議会から「塚田地区スポ推チーム」、市内の地区社会福祉協議会から「うさなかチーム」(下総中山地区)、「ファイティーン」(豊富地区)、船橋市スポーツと健康を推進する会や老人会からも複数のチームが参加。会場は約150人が集まり、熱戦を繰り広げた。
中央大会出場チームで最年少チームとなったのは船橋ジャズ体操グループの子どもチーム「チームよつば」。七林小学校の5年生が中心となるチームで初年度から参加を続け、「あの子たちは年々上手くなっている」と大会参加者も見守る。
準決勝に勝ち上がったベスト4は船橋ジャズ体操グループ「KURARA2025」、ユニバーサルスポーツ協会のメンバーから成る「ユニスポA」、船橋市スポーツと健康を推進する会「スポ健東部」、そして小学生チームの「チームよつば」だった。
決勝は、決勝戦初出場となった「チームよつば」と「ユニスポA」の対決となり、「ユニスポA」が見事優勝を果たし、賞状とメダルを獲得した。
卓球バレーは椅子に座ったままプレーし、お尻を浮かせてしまったらルール違反となる。音の出る球を使い、声も掛け合えるため、視覚に障がいがあっても参加できるようになっている。同「卓球バレー大会」に参加したチームは予選会だけで48チーム、人数は500人を超える。
主催したユニバーサルスポーツ協会代表・高橋久吉さんは「この卓球バレー大会を通じて、地域に根差したユニバーサルスポーツの輪を広げていきたい。今はサブアリーナでの開催だが、もっとたくさんの人に参加いただき、いつかはメインアリーナで開催しましょう」と参加者に呼びかけた。